■ヴァル研究所が調査結果を発表、電車ルート「節約志向」が優勢
ヴァル研究所は、同社が提供する経路検索サービス「駅すぱあと」のアプリユーザー3685名を対象に、移動における「コストパフォーマンス(コスパ)」と「タイムパフォーマンス(タイパ)」に関する意識調査を実施しました。
まず、日常生活における意識については、「コスパ」「タイパ」ともに8割以上が「意識している」と回答しています。また、直近1年で移動経路を選ぶ際の費用や時間に対する意識についても、半数以上が「意識するようになった」としており、物価上昇などの影響を背景に、移動における判断基準への関心が高まっていることがうかがえます。
具体的な選択行動について、「10分遅く到着するが100円安いルート」と「100円高いが10分早いルート」のどちらを選ぶかを尋ねたところ、「迷わず安い方」と回答した人は21.4%、「迷わず早い方」は10.6%となり、節約を優先する層が時間短縮派の約2倍となりました。
一方で、快適な移動に対する追加費用の支払い意向については、「積極的に利用したい」が18.0%、「条件が合えば利用したい」を含めると9割以上が許容しており、単なる価格重視ではなく、価値に応じた支出意識も高いことが示されました。
また、ルート選択時の優先条件には男女差が見られます。女性では「乗り換えの少なさ」が42.2%で最多となり、「到着の早さ」(27.0%)、「運賃の安さ」(23.8%)が続きました。一方、男性では「到着の早さ」が33.7%で最も多く、「運賃の安さ」(30.3%)、「乗り換えの少なさ」(29.8%)が僅差で並ぶ結果となりました。
さらに、交通費の節約や移動効率化の工夫としては、「定期券や1日乗車券の活用」「ポイントの利用」「事前の経路検索」などが多く挙げられたほか、乗り換え位置の事前確認やシェアサイクルの活用など、個々の工夫も見られました。
今回の調査から、移動においては単純な節約志向だけでなく、時間や快適性といった複数の要素を踏まえた合理的な判断が行われていることが明らかとなっています。また、重視する価値は個人や属性によって異なり、移動ニーズの多様化が進んでいることが示唆されます。
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