買い物そのものは楽しくても、探し始めると、あれこれと候補が出てきて、スペックや価格を見比べて、色々な人のレビューも出てきて、なんだか、選ぶのが疲れてきたなあ……。
そんな感覚、ありませんか? 昔は「どれにするか」で悩むこと自体が楽しかったはずなのに、あまりにも情報が多いと、決められなくなる。そんな経験、現代人なら一度はあるはずです。
とある調査では、「どの商品を選べばいいか迷う」「自分の選択が正しいか不安になる」と感じている人が、実に61.3%にも上りました。6割以上が、買い物の時点で心理的な負担を感じていることになります。
その背景にあるのが、いわゆる“情報過多”。価格や機能の違いがわかりにくい、そもそも選択肢が多すぎる——そんな状況が、判断を難しくしているようです。
さらに厄介なのは、選ぶプロセスそのものがメンタルに影響している点です。半数以上が「気分が落ち込む」「集中力が下がる」と感じており、楽しいはずの買い物が“疲れる行為”になってしまう側面も見えてきます。
こうした中で注目されているのが、「メンパ(メンタルパフォーマンス)」という考え方。コスパやタイパに続き、いかに“心を消耗しないか”を重視する価値観です。
この言葉自体の認知はまだ14%程度と高くはありませんが、それでも、6割以上が迷いや不安を感じている現状を見ると、言葉は知らなくても、この指針が、気持ちを軽くしてくれる層は、確実に存在していると言えそうです。
選択肢が多いことは本来、良いことのはず。それなのに、増えすぎると逆に疲れてしまう。このちょっとした矛盾が、いまの買い物の難しさなのかもしれませんね。情報過多の時代、「消耗しない買い物」を目指したいものです。
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