ドコモは住信SBIネット銀行の活用が課題に
NTTドコモは、この10月に住信SBIネット銀行を傘下に収めたばかりだ。住信SBIネット銀行では2026年5月にステージ制の優遇プログラムを改定すると発表があった。NTTドコモによる買収直後の改定ということで「さっそくNTTドコモによって改悪された」という声があるようだが、実際は買収前から改定の準備が進んでいたようだ。
NTTドコモとしては、今後、ようやく手に入れた銀行をいかに「ドコモユーザーを囲い込むために生かすか」という知恵を絞っていくことになるだろう。前田社長は「法人向けクレジットカードをつくる」と明言しているが、まずは住信SBIネット銀行が強い法人ユーザーに向けた施策が見えてきそうだ。
ソフトバンクやKDDIが金融を絡めた料金プランを強化するのは「顧客の囲い込み」に他ならない。NTTドコモとしても、これまでクレジットカードによって顧客を囲い込んできたが、マネックス証券に加えて住信SBIネット銀行が傘下に入ったことで、より多様な囲い込みができるようになった。
ネットワーク品質でユーザーが流出していくなか、住信SBIネット銀行でいかにユーザーを囲い込むかが、いまのNTTドコモの経営課題と言えそうだ。
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