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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第1060回

マジ!あの「ビッグピート」がローソンで売られているぞ。クセ強だけど大丈夫?

2025年08月26日 17時30分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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あのビッグピートがコンビニで売られている!

 ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。日々の晩酌が日課なお酒好きですが、ローソンで“ヤバイ”お酒を発見しました。

“薬くさい”とも言われるアイラ島のウイスキーがハイボール缶に

ビッグピート スーパースモーキーハイボール
アルコール分:7%
容量:350ml缶
価格:438円(ローソン標準価格)
―――

 スコットランド産のウイスキー「ビッグピート」を使用したハイボール。おじさんの顔が描かれた缶が目を惹きますよね。ローソンでどうやら8月12日から数量限定で販売されているようです。

ローソンのお酒の棚に並んでいる

 記者は「あのビッグピートが売られている!」と驚愕しました。

 というのも、ビッグピートはスコットランドの中でもアイラ島のウイスキーで、このアイラ島は“ピート(泥炭)”がきいたウイスキーで有名です。

 ウイスキー好きならご存じのとおり、ピートがきいたウイスキーには独特の風味があります。スモーキーさの一種ではありますが、”薬くさい”とか“正露丸のような香り”と表現されることもあります。「スモーキーでクセになる」と好む人もいる一方で、ちょっと遠慮しちゃう人もいる、好き嫌いが分かれるタイプです。

 そう、必ずしも万人受けするタイプではないウイスキー。そのハイボールがしれっとコンビニに並んでいるとは何事なのでしょうか?

飲んでみた! あのクセ強の香りは健在

 とりあえず、飲んでみました。そう、考えるより飲むのが一番! なお私はピートのきいたクセ強のウイスキーも大好きです!

 ラベルに描かれたおじさんは、ビッグピートのラベルに描かれているお馴染みのキャラクター。このビッグピートという名前は、Big Pete(ピートおじさん)とBIG PEAT(強烈なピート)の2つをかけているそうです。

 アルコール分は7%。透明度が高く、グラスに注ぐとシュワシュワワと気泡が立ち上ってきました。

 そして、この時点ですでに、ピートの香りが立っています。そう、なんとも言えないような“薬くささ”!

 え、やば。まさかコンビニのハイボール缶で、ここまでアイラの洗礼を浴びるとは……! しっかりピーティーで、ビッグピートらしさ全開です。

 ストレートやロックで飲むとむせるような香りになるところ、比較するとハイボールなので香りは少し薄まっているのかもしれませんが、それでも十分に強烈な香りです。

 さて、味わいはというと、甘さ控えめでスッキリ。香りこそクセがありますが、アルコール分7%のハイボールにしているため、ドライで飲みやすく仕上がっています。ウイスキーをストレートやロックで飲むのとは違った、爽快感ある飲み口。

この“くささ”がクセになる

 いやあ、おいしい! ピートの香り、たまりません!

 “薬くささ”とは書きましたが、例えば、焚火を終えた後、灯を落としたキャンプ場に漂うあのムッとした炭くささのようなものにも近いです。

 そもそもピートとは石炭などと同様の可燃性のある燃料。ウイスキーの原料である麦芽を乾燥させる工程で、このピートを焚きつけて風味を付与しているんですって。クセがあるけど、文字通りクセ(ヤミツキ)になっちゃうんですよね。

 ビッグピートはBARなど専門店で飲むものという印象がありましたが、家で飲むハイボールもまた違った楽しみ方ができます。

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