auが挑む主要サーキットでの5G高速通信エリア拡大プロジェクト

文●スピーディー末岡 編集●ASCII

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 auとの長年にわたるパートナーシップと、現在のチームの状況について、TOM'Sのマーケティング部長 スポンサー営業部 部長 TFC事業部 部長の神山裕示氏に聞いた(このインタビューはSUPER GT 第2戦の予選日に収録された)。

TOM'Sの神山氏

auとの絆、そして10年目へ

 auさんとのご関係は、今年で約10年目になります。2016年からメインスポンサーとして、長年にわたり絶大なご支援をいただいています。特に2016年は、チームがペトロナスさんとの契約終了で非常に厳しい状況だった時に助けていただきまして、このご恩は一番忘れてはいけないと思っています。

 auカラーなのになかなか勝てなかった時期もありましたが、2023年、2024年と2連覇中であり、このまま3連覇を達成できれば、来年のスポンサード10周年を非常に良い関係で迎えられると考えています。来年は10周年記念として、特別なカラーリングなども含めアニバーサリー的なことができたら良いなという希望もあります。

チーム体制変更をしない自信の根拠

 今年の体制面では、カラーリングやドライバー、監督に変更はありませんでした。唯一変わったのはエンジニアです。若手育成もあり、ここ数年トラックエンジニア(ドライバーとの対話から、クルマのセッティングや仕様、タイヤなどを決めるポジション)を務めた吉武 聡氏がチーフエンジニアに昇格し、データエンジニアだった伊藤大晴氏がトラックエンジニアとなりました。

 伊藤氏はこれまでも車作りに深く関わってきたため、ドライバーから非常に信頼度が高い状態です。開幕戦では荒れたレースを落ち着いて対応し、GT500クラスのトラックエンジニアとして初戦で優勝できたことは、彼の経歴にとって素晴らしいことですね。ドライバーの坪井選手からは、車が変わっておらず、マシン開発も凍結されているため、今年は「普通にやったら勝てるんじゃないか」という感触だそうです。体制も変わらないことから、3連覇への自信につながっています。昨シーズンから数えて3連勝中であり、年間4勝以上、さらに夏の富士がノーウェイトになれば8戦中5勝も目指せるんじゃないかと思っています。

スポンサーシップの広がりと新たな取り組み

 auさんによるファンの拡大も実感しています。auさんが企画してくださったファンシートは当初100人だったものが今は200人になり、チームが強いこともあり、auのウェアを着ているファンの方も増えました。今後もauさんのファン感謝祭などを拡大していきたいと考えています。

 auのトップの方々も、最近はレース結果に非常に興味を持ってくださるようになり、真剣に状況を見ていただけて、10年を目前にして大変ありがたいと感じています。

ビジネスとしてのモータースポーツ

 モータースポーツのビジネスについては、F1のようにチーム独自で収益を上げる取り組みが重要と考え、スポンサー様ではない方に向けてもクリスタルルームで観戦できるプレミアムチケット(今年のSUPER GTでは1枚20万円)を販売しています。これは、増え続けるコストをスポンサー様にお願いするのではなく、自分たちで稼ぐために必要なことだと考えていて、今後もいろんな企画を考えていく予定です。

第2戦の決勝では40kgというハンデを背負いながらも2位表彰台を獲得した

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