2024年は画像生成AIのゲームエンジン化が重要な注目ポイント
こうして試していくと、画像生成AIによる“動画生成”と“高速化の流れ”は、ポストエフェクト的なアプローチに向かうのではないかと思えました。そして、事前計算することでオープンワールドを実現するという方向に行くのではないだろうかと。
もちろん、思いついた空間をどんどんAIが生成していくという可能性もあるのですが、その場合は、どうやってビジネスモデルを構築していくのかが問題になります。サーバー上でそれなりに広い空間を作れるようにすると、生成のためのサーバー費用が増加してしまうと考えられますので。そのため、一度生成した3D空間を静的なものとして共有できるような仕組みなどにするのではないかと思います。
ただ、私の予測がまるで外れた形でサービスを投入してくる可能性も十分にあります。Stable Diffusionを展開するStability AIも当然同じようなことを考えているはず。PikaやRunwayなどの競合も同じようなテクニックを使っているわけですから、こちらに向かっていくのではないでしょうか。もちろん、NeRF技術に強いグーグルのような大手も考えているでしょう。既存のゲームエンジン企業のUnreal Engine、Unityもこの動きを取り込んでいく方向に動くと思います。
このように、今年、「画像生成AIのゲームエンジン化」はとても重要な注目ポイントと言えるでしょう。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第174回
AI
AIでMVを作るのは想像以上に大変だった 制作34時間、繰り返した“ダメ出し”でわかったこと -
第173回
AI
OpenAI「Astra」は何でもできる、だからこそ“プロの指示”が必要になる -
第172回
AI
ついにAIキャラクターと“ビデオチャット”へ 「MiniMax H3」がリアルタイム生成に接近 -
第171回
AI
5秒の動画を3秒で出せる 動画生成AI「MiniMax H3」が爆速に進化 -
第170回
AI
「うわ、すげえ!」Unreal EngineをCodexに操作させたら制作の常識が変わった -
第169回
AI
もはやローカル動画生成AIの枠におさまらない。MiniMax H3の奥が深すぎる -
第168回
AI
とんでもない動画生成AIが出てきた 無料で試し放題の「MiniMax H3」を徹底検証 -
第167回
AI
“Fable級が無料”は本当か AI市場を震撼させた「Kimi K3」を試した結果 -
第166回
AI
社内WebサービスをAIで開発 完成後に直面した運用の壁 -
第165回
AI
AIがBlenderを勝手に操作 3D制作のハードルが一気に下がった -
第164回
AI
AIはすでに、私たちの心を内部で再現しているのかもしれない - この連載の一覧へ






