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アドビ、PDFやパワポに対話型「AI Assistant」 要約や文書に転用

2024年02月21日 12時45分更新

文● 田口和裕

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 アドビは2月20日(現地時間)、同社が提供するPDFドキュメントビューアー「Reader」および「Acrobat」に生成AIによる会話エンジン「AI Assistant」を搭載したベータ版を発表。まずは「Acrobat Standard」「Acrobat Pro」プランのユーザー向けに英語で提供され、今後数週間のうちに「Reader」でも利用可能になるという。

将来は複数ドキュメントの横断検索やドキュメントの生成も可能に

 AI Assistantは、2020年に発表されたモバイルでのPDFのレスポンシブな読書体験をサポートする「Acrobat Liquid Mode」をベースに、デスクトップおよびウェブ版ReaderとAcrobatに実装された生成型AIによる会話エンジンだ。

 ReaderとAcrobatのワークフローに深く統合されており、直感的な会話インターフェースを通じて、ドキュメントの内容について質問に答えることができる。また、長文ドキュメントの内容を簡単に理解できるよう、読みやすいフォーマットの短い概要の生成機能も備えられている。

 さらに、Eメールやプレゼンテーション、レポートといった様々な見せ方に対応するよう文書をフォーマットすることも可能だ。

 AI Assistantを利用できるのはPDFだけではない。「Word」や「PowerPoint」のファイルや、電子会議の文字起こしなど、あらゆる種類の文書形式にも対応している。

 AI Assistant機能はデータセキュリティプロトコルによって管理されており、顧客の同意なしにドキュメントの内容が保存されたり、AI Assistantや別のLLMのトレーニングに使用されることはない。

 将来的には、複数のドキュメントを横断して検索や要約をしたり、新たなコンテンツを生成することも可能になるという。

 なお、ベータ版終了後は、新たなアドオン・サブスクリプション・プランを通じて利用することになるという。価格などは現時点では発表されていない。

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