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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第289回

淑女のように美しく、走りは優雅に! 新型フェアレディZにアイドルも一目惚れ

2023年01月01日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

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新型フェアレディZの推しポイント ベスト3

広報さんの推し事

 日産自動車の広報さんの「フェアレディZ推しポイント」を教えていただきました。「ちゃんと“お仕事”(推し事)をされていますね」と、ゆみちぃ部長。さすがアイドル、推し事にはウルサイお年頃です。

ロングノーズ、ショートデッキを継承

全長4380mm、ホイールベース2550mm。全高は1315mm、最低地上高120mm

 フェアレディZといえば、初代から続く「ロングノーズ・ショートデッキの2ドアクーペ」のフォルムが頭に浮かぶ方が多いのでは? 新モデルであるRZ34型でも、基本的なフォルムは継承されています。「スポーツカーらしくてカッコいい!」とゆみちぃ部長はニッコリ。

初代を彷彿させるヘッドライト

初代のヘッドライト。その銀色の加飾部分や光の反射が、新型ヘッドライトのモチーフなのだとか

新型フェアレディZのヘッドライトとゆみちぃ部長

 新型では各所に従来モデルをオマージュしているのだとか。その中の1例がティアドロップ形状のヘッドライトです。広報さんによると初代のヘッドライトの形状や、その光の反射がモチーフになっているそうです。確かに言われて見ると納得。「昔の方がよかった」と言いがちなASCII.jp自動車の部員たちですが、このデザインには「いいかもね」とニッコリ。ゆみちぃ部長も「歴史を感じさせながら、今風にリファインされてよいですね」とのこと。

全幅は1845mm。ワイド&ローなデザインです

 フロントマスクも、よく見ると初代Zのようなエアーインレットが設けられていたりしています。これもまた、初代をオマージュしているのだそうです。

リアのテールランプもオマージュ

フェアレディZのリアビュー。マフラーは左右2本出し

 リアのテールランプもZ32(4代目)からのオマージュ。GT-Rが丸型4灯だとするなら、Zは長方形だよね、という部員たち。さらに「Z32かぁ、マコトだね!」などと、ゆみちぃ部長の目の前で別の女性の名を言い出す始末。スポーツカーを見ると、すぐに湾岸を走る某マンガを思い出す悪癖が始まったのです……。

テールゲートを開けた様子

荷室の様子

 折角なので、荷室をチェックしましょう。バックドアの開口部は大きく、荷室も広め。さすがにSUVほどの広さはないのですが、十分すぎる広さといえます。「以前乗ったGRスープラに似ていますね」と部長。言われてみたら、荷室と座席の間に仕切りがない点などは似ています。大きく違うのはユーティリティーで、フェアレディZはボタン1つでドアが閉まりますが、GRスープラは電動式ではありません。「余計な物を積んでいる。走りにピュアじゃない」と、体は大きいのに、スポーツカーは軽さが正義とする部員Kは吠えますが、もともとフェアレディZはGTカー。快適さが重要視されるのです。

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