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あなたはPLATEAUで何を作る?賞金総額100万円の「PLATEAU AWARD 2022」開催

「PLATEAU AWARD 2022説明会」レポート

特集
Project PLATEAU by MLIT

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PLATEAU AWARD 2022開催決定。賞金総額は100万円

 国土交通省は7月20日、「PLATEAU AWARD 2022」説明会を実施した。同省が2020年から展開している3D都市モデルプロジェクト「Project PLATEAU(プラトー)」を活用したアプリケーションや、コンテンツ、エクスペリエンスを対象としたコンテスト「PLATEAU AWARD 2022」の募集開始にともなうものだ。

PLATEAU AWARD 2022の募集要項

 Project PLATEAUを統括する国土交通省 都市局 都市政策課 課長補佐の内山裕弥氏が、PLATEAU AWARD 2022の応募要項や狙いについて話したほか、株式会社ホロラボ ソフトウェアエンジニアの於保俊氏、株式会社アナザーブレイン代表取締役でみんキャプ運営委員会 委員長の久田智之氏がPLATEAUに関する技術解説を行なった。本稿では、その模様をレポート形式で紹介する。

対象は「PLATEAUを活用しているすべての人」

 「PLATEAUを使ったアプリケーションや、コンテンツ、エクスペリエンス」と聞くと、何やら専門的で難しそうな印象を抱く読者も多いかもしれない。だが、PLATEAU AWARD 2022は、Project PLATEAUを制作物に活用していること以外にはほとんど縛りがない、自由度の高いコンテストだ。

 応募対象は個人、企業、教育機関や研究機関、行政機関、そのほか団体などのチームと幅広く、メンバー数や年齢などの制限も一切ない。PLATEAUを使ってさえいれば、作品のジャンルも問わない。

 選考過程としては2022年11月30日まで作品を募り、12月17日・18日のオンラインプレゼンテーションと、2023年2月18日に都内で開催予定の最終審査会を経て、優勝作品が選出される。グランプリ作品には賞金50万円を授与。ほか各賞と合わせて、総額100万円の賞金を予定している。

AR三兄弟 長男の河田十夢氏や、ITエンジニア兼マンガ家の千代田まどか氏らが審査員を務める

 評価軸は、PLATEAUが提供する3D都市モデルを活用していること、アイデアの独創性、UI・UXデザインの完成度、技術力、実用性の5つとシンプル。

PLATEAUが提供する3D都市モデルを活用していること、アイデアの独創性、UI・UXデザインの完成度、技術力、実用性の5つを基準に評価する

 つまり、3D都市モデル初心者でも、尖ったアイデアと優れた作品を完成させようという熱意さえあれば、優勝を狙える可能性のあるコンテストだ。

想定している参加者層

 内山氏は参加者について、「会社や研究機関で、PLATEAUを事業に活用している人、エンジニアリングに慣れ親しんでいて、趣味でPLATEAU使っている人に加えて、GIS(地理情報システム)や3Dに、これまでまったく触ったことがなく、これをきっかけに挑戦してもらえる人の参加も期待しています」と話す。

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