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クルマの名義変更、自分でやれば最大4万円以上も出費を減らせる!

文●松永和浩 モデル●鈴乃八雲(@suzuno_yakumo)編集●ASCII

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名義変更の手数料はかなり高額

 ほぼ毎年と言っていいペースで車を買い替えている筆者。そんな筆者ですが、2019年に乗り出し総額13万円で購入した日産ラフェスタはかなり気に入っていたので、1年8ヵ月ほど乗り回しておりました。モータースポーツフォトジャーナリストという肩書で活動させてもらっているので、全国のサーキットをこのラフェスタで駆け巡り、購入から1年8ヵ月後の走行距離は4万km! 総走行距離は15万kmに達していました。ぶっちゃけ過走行です。

 そんなラフェスタ、特に調子が悪いところもなく快調に走っておりましたが、昨年12月6日になんとエンジンマウントが破損するという故障が発生。すぐさまディーラーで見積もると、エンジンを降ろしてからでないと作業ができないということで、総額18万円弱という修理費見積もりとなりました。買った値段よりも高い!

 この金額を修理代とするならば別の中古車を買った方が安いだろう、ということで探しまくった結果、オークションサイトの「ヤフオク!」で2008年式で走行距離4万kmのマツダ プレマシーを手に入れました。

 ヤフオク!はストア出品と個人出品があり、ストア出品の中古車の場合は落札価格に消費税や名義変更手数料など、諸経費を上乗せした金額が総支払額となります。個人出品の場合はおおむね出品者に落札金額とリサイクル料、納付済み自動車税の残額を支払うことで取引が成立します。場合によっては名義変更完了までの保証金を請求される場合もありますが、これは名義変更が終われば買った人に返金しなくてはならないので総額からは省いて考えましょう。つまり手数料などがかからない分、個人出品のものを落札したほうが出費は抑えられます。

 ここからが本題です。個人出品の場合は落札者がすべての名義変更手続きをする必要があります。車検を受け付けるガソリンスタンドや自動車修理工場に持ち込んで名義変更を代行してもらうこともできますが、手数料を含めて4万5000円以上の出費となります。その内訳を見てみると、登録手続き代行料が2万円、車庫証明取得費用が1万5000円、行政書士料が1万円。これには消費税がかかりますから総額で4万9500円になります。

 これだけの金額を支払ってもすべてを代行してくれるわけではなく、車庫証明であれば書類の記入はクルマを買った人がしなくてはなりません。また、登録に必要な印鑑証明も買った人でなければ取りに行くことはできません。そう考えると自分でやったほうが手数料や代行料を節約できますね。

クルマを買うことは書類を買うこと?

 個人売買でクルマを買う場合、絶対に確認しなくてはいけないのが書類です。名義変更の際に売り主から絶対に受け取らなくてはいけない書類は6種類。車検証、リサイクル券、自賠責保険証書、譲渡証明書、委任状、売り主の印鑑証明です。これらは1種類が欠けても名義変更はできません。また、譲渡証明書と委任状は売り主の印鑑証明と同じ印鑑が押印されていないといけません。ここはしっかりと確認しましょう。

車検証

リサイクル券

自賠責保険証書

譲渡証明書

委任状

売り主の印鑑証明

 これらの書類が揃ったら、まず行く場所は自分が契約している、もしくは所有している駐車場の最寄りの警察署です。ここで車庫証明を申請します。

 車庫証明は正式には「自動車保管場所証明書」といいます。その申請書には元々の車検証がなければ記入できない箇所があります。それは車名、型式、車体番号、寸法です。車名はメーカー名をカタカナで表記します。

 マツダ プレマシーの場合は「マツダ」となります。プレマシーは商品名であって、車検証や車庫証明には記載されません。その代わりに型式が記載されています。プレマシーの場合は「DBA-CREW」となります。その後に続く車体番号と寸法は車検証記載の通りに書いていきます。

 車庫証明の申請で一番面倒なのが「記載場所の所在図、配置図」。所在図というのは自宅から車庫、駐車場までの地図、配置図は隣接する道路から車が置かれている場所までの見取り図だと思えばいいでしょう。

 所在図はGoogleマップをプリントアウトしたものに自宅と駐車場をマーキングして直線を引いて、その長さを縮尺に照らし合わせて「300m」などと距離を記入して、所在図のマスの中に貼り付ければ完了です。配置図は実際にクルマが駐車場の枠の中に入るかどうかを確認するためのもので、道路の幅と駐車場のマスのサイズは必須です。

 保管場所使用承諾証明書は、駐車場を契約した不動産業者に記入してもらう書類となります。不動産業者がこの書類を記入する場合、だいたい3000円ほどの手数料がかかりますが、実は駐車場の賃貸契約書の写しを提出すれば保管場所使用承諾証明書は必要ありません。

 これら3種類の書類を駐車場の最寄りの警察署に提出し手数料2100円を支払うと(地域によって手数料が若干違います)、土日祝を除き4日目に自動車保管場所証明書が発行されます。証明書が発行される際に、クルマに貼る標識ステッカーも発行されます。その発行手数料に500円かかります。つまり自分で車庫証明の手続きをした場合の費用は2600円。業者に頼むと同じ書類記入の手間がありながら1万5000円プラス保管場所使用承諾証明書の不動産業者手数料3000円に消費税がかかり、1万9800円の出費となります。

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