Go Toキャンペーンなどポイントの処理はどうするの?
コロナ関連の経済支援施策のひとつとして、GoToキャンペーンも実施されました。そのひとつであるGoToイートは、接待や商談の会食にも使えます。GoToイートは、オンライン予約で対象の飲食プランを利用すると、次回から使えるポイントが付与されるというもの。ポイントを使って飲食をした場合、飲食代をまるまる経費にしていいのかどうか、気になるところです。
正しくは、飲食代の総額を「会議費」や「交際費」として計上し、ポイント分は「雑収入」として処理します。例えば4000円の飲食に1000ポイントを使って実際には3000円を支払った場合は、交際費は4000円と計上し、1000円を雑収入と記帳します。GoToキャンペーン以外にも、キャッシュレス決済によるポイント還元についても同様に処理します。なお、交際費と雑収入とを分けて記帳するのが面倒であれば、あらかじめポイント分を差し引いた額のみを交際費として記帳する方法もあります。
飲食店を経営しているお店側は、お客さんがポイントを利用して支払った場合は、総額を売上として処理し、ポイント分は未収金として記帳し、後日ポイントが入金されたときには未収金を回収仕訳します。例えば、4000円の食事代に1000ポイントの利用があり、残り3000円を現金で受け取った場合、「売上は4000円」「現金3000円、未収金1000円」とし、後日ポイント分が入金されたら貸方に「未収金1000円の回収」を記帳します。










