■結論 道具に合わせた使い方ができれば無問題
このリョービとケルヒャーの希釈率の違いは、ポンプが送り出す水の「量」が関係していそうです。これを示すスペックの「吐出水量」は、リョービで毎分6リットル。ケルヒャーで毎時330リットルで、毎分なら5.5リットル。
先の希釈率チェックの水量と一致するのは偶然ですが、リョービの水量はここでも500ミリリットル多い。その多い水量をより高い圧力で噴射するわけですから、洗剤が多少薄くなろうが細かく発泡するのでしょう。
ただ、それが高圧洗浄機の使える・使えないを分ける差とは思えません。K2クラシックのように泡が流れやすいのなら、流れた部分に再び泡を吹きかければいい。実際、私はそうして使ってきました。大事なのは自分の使っている道具の特性を理解して、それに合わせた使い方をすること。
なーんて素人の分際で偉そうに言ってしまいましたが、むしろパワーがあることで洗車があっけなく終わってしまい、最近は高圧洗浄機をセッティングした時間を虚しく感じることすらあります。パワーとハサミは使いよう。それでは、また。
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