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新車を買った情報2020 第54回

マツダ ロードスターRF泡洗車 ケルヒャーとリョービの違いは泡に出る

2020年06月15日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■実験その2 パワーによって希釈率は変わるのか?

 その一番の理由は、吐出圧力の違いだと私は考えておりました。

 これが低いと、泡の密度が下がるだけでなく、ボトルから吸い出される洗剤の量も違うはず。つまりケルヒャーは吸い出す力が弱いために洗剤が薄く、リョービは濃いのだろうと。実際は逆でした。

 このフォームランスが吐き出す水と吸い上げる洗剤の比は、簡単な方法で確かめられます。

 フォームランスのボトルに水を入れ、それが尽きるまでバケツに向けて噴射し続ける。このバケツに溜まった水の量と、フォームランスに入れた水の量から、その比が求められます。海外の洗車系YouTubeチャンネル「Alfie Detailing」で披露されていた方法ですが、アッタマいいなあと思いましたねえ。早速この方法で確かめてみましょう。

 フォームランスに500ミリリットルの水を入れ、混合比の調整つまみを最濃にし、バケツに向けて噴射。バケツに溜まった水の量を計量カップで計りますと、ケルヒャーはおおむね5.5リットル。

 一方、リョービは6リットルほど。おやおや。洗剤を余計に吸っているどころか、むしろ薄い。意外だったので、ケルヒャーも含めて3度テストを繰り返しましたが、結果は変わりません。

 つまりオートブライトダイレクトのヘビーデューティスノーフォームランスの希釈率はこうです。

・ケルヒャー K2クラシック── 10対1
・リョービ AJP-2050
── 11対1

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