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新車を買った情報2020 第46回

なぜ私はマツダ ロードスターRFにマキタの掃除機をつっこんでいるのか?

2020年03月28日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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 無理筋なCO2規制や電動化より、ウイルス除去フィルター義務化の方がニーズはあるだろうと思える昨今、皆様ご無事でおすごしでしょうか。新車を買った情報2020、 私は新型コロナウイルスがにくい四本淑三であります。

 実際、テスラには、この騒動が起こる前からHEPAフィルターのオプションがありまして、これに「生物兵器防衛モード」という、なかなか物騒な名前の仕掛けが付いております。これは車内の気圧を大気圧より高く設定し、フィルター流路以外からの外気侵入を防ぐという走るクリーンルームのような仕掛け。それなりに電力も消費するはずですが、それなりに電力の使えるクルマであり、大気汚染のひどい中国ではこうしたギミックがウケるのかも知れません。

 今回の疫病をもたらした「SARSコロナウイルス-2」も、空気感染はしないと言いつつ閉空間ではしばらく空気中を漂うそうですから、誠に油断ならない。そうでなくてもこの季節には花粉、黄砂、PM2.5とマイクロメートル単位の粒子が舞っております。全部まとめて濾せる高性能フィルターがあれば、あるに越したことはありません。交換頻度が高くてコストがかさむのが嫌なら、外せばいいだけの話。

 ですがマツダのロードスターには、そもそもエアコンフィルターがございません。

 そこで虫除けのために、私は外気導入口に換気扇のフィルターをはさんでおりました。そのフィルターをはさむベゼルを止めていたクリップを、排水口へ落としてしまったのであります。

 というわけで今回も話題も中心といたしますのは前回前々回に引き続き、フレームの排水経路に落下したクリップの救出作戦。いよいよ最終局面であります。

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