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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第50回

【今月の自作PCレシピ】Windows 7 PCからの買い換えにおすすめ! ゲームも遊べる9万円アンダーPC

2020年02月15日 15時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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Radeon RX 570やNVMe SSDなど隅々までこだわり

 CPUと同じく、本構成のポイントになるのが、その高いコスパで完売してしまったRadeon RX 570 8GB搭載ビデオカードだ。価格は当時の最安値からアップするが、MSIから新型番「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」で復活。フォートナイトなどのライトゲームを楽しめる性能で、1万8000円前後と十分魅力的になっている。

 さらにストレージにはリード最大3500MB秒、ライト最大2300MB秒のパフォーマンスを発揮する容量512GBのNVMe M.2 SSDのADATA「XPG SX8200 Pro 512GB」を選択している。容量、速度ともに十分で長く使える。

復活したRadeon RX 570 8GBビデオカードのMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」

ARMORシリーズおなじみの、ブラックとホワイトの2色で構成されたデュアルGPUクーラーを採用する

同店のおすすめ構成ですっかりおなじみになっている高速、安価なNVMe SSDのADATA「XPG SX8200 Pro」シリーズ

512GBの「ASX8200PNP-512GT-C」を選択。512GBあれば、写真や動画の保管も余裕だ

自分で貼りつけるヒートシンクが付属。M.2ヒートシンク非搭載のマザーボードで使う際も安心だ

手ごろな価格のエントリーLGA1151マザーボード

 1万円前半で購入できるエントリーモデルになるが、M.2ヒートシンクや電源回路部の大型ヒートシンクを装備しているB365チップセットを採用するASRock製マザーボードの「B365M Pro4」や、タブブラウジングやイラスト描き、ゲーミングなどに不安のない16GBのメインメモリーを組み合わせている。

マザーボードには、B365チップセットを採用するASRock「B365M Pro4」を選択

M.2スロットを2基搭載し、1基にはヒートシンクを装備する。電源回路部にも大型ヒートシンクを備えているので、4コア以上のCPUへのアップグレード時も安心だ

Micron製メモリーチップを採用するCrucialブランドのDDR4-2666 8GB×2の16GBだ

静音仕様のAntec製Micro ATXケース

 PCケースには、ドアタイプのフロントパネルとサイドパネルの裏面に吸音材を備えているAntec「P5」を組み合わせている。

 最近では珍しいフロント5インチベイのほか、メンテナンス性のいいフロントフィルター、シンプルで組みやすい内部レイアウト。さらにフロント140mmファンと、リア120mmファンを標準搭載している。

静音仕様のMicroATXケースのAntec「P5」。6000円前後とコスパ優秀だ

フロントパネルはドアタイプで、裏面には吸音材を備えている。5インチベイを1基装備する

フロントフィルターは2層構造で、簡単に取り外してメンテできるようになっている

内部レイアウトはシンプルで作業しやすい。ストレージベイは、2.5インチベイ×4、2.5/3.5インチベイ×2が備わっている

電源ユニットは、80PLUS BRONZE認証の玄人志向「KRPW-BK650W/85+」。1次、2次ともにコンデンサーには日本メーカー製を採用し、3年保証が付属している

【取材協力】

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