低価格PCでゲームパフォーマンスをチェック
先日、組みたい自作PC構成まるわかり!! 第50回で紹介したTSUKUMO eX. 6階スタッフ紅谷さんが提案した9万円アンダーPC。
1万円アンダーの4コア/4スレッドCPUの「Core i3-9100F」と、AMDの1世代前のミドルクラスGPUになるが8GBのビデオメモリー搭載で1万8000円前後と安価な「Radeon RX 570」搭載ビデオカードなどを組み合わせた構成となる。
連載とまったく同じパーツ構成ではないが、その実力を試せる機会を得られたので「Core i3-9100F」と「Radeon RX 570 8GB」のゲーミングパフォーマンスをチェックしてみた。
同価格帯にまで値下がり中のGTX 1650 4GBもチェック
PCパーツ全体で品薄感が出てきているのは残念だが、6コア/6スレッドCPUで1万6000円前後の手ごろな価格になっているRyzen 5 3500の登場もあり、低価格PC自作が、おもしろくなってきている。
2万円アンダーで購入できるビデオカードとしてRadeon RX 570 8GBのMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G OC」に加えて、NVIDIA Turing世代のエントリークラスで、ここのところ1万5000円前後にまで値下がりし、コスパがアップしている「GeForce GTX 1650 4GB」搭載ビデオカードも用意してパフォーマンスをチェックしてみた。
テストに使用したMSI「Radeon RX 570 ARMOR 8G OC」は、現在店頭で販売されている「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」と同じ、モノトーンデザインのデュアルファンクーラーを採用するなど基本は同じだがGPUのブーストクロックが異なっている。そこで、MSI「Afterburner」を使ってクロックを「Radeon RX 570 ARMOR 8G J」と同じ、1244MHzにダウンさせている。