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開所式典には横浜市長 林文子氏が登壇

横浜のベンチャー企業成長支援拠点「YOXO BOX」オープン

2019年11月06日 18時00分更新

文● ASCII STARTUP編集部

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 横浜市は、令和元年10月31日(木)、関内駅から徒歩2分の横浜市総合庁舎前にベンチャー企業成長支援事業の拠点「YOXO BOX(よくぞ ボックス)」をオープンしました。

 YOXO BOXの目的は、ベンチャー企業の支援。3~4ヵ月の集中的なメンタリングや専門性の高い講師によるセミナーや、ほかのベンチャー企業・支援者との人脈を作る交流会の開催、また、ベンチャー企業等とのオープンイノベーションを志向する企業との連携・協業の機会となる事業報告会を開催できるなど、精神的な面からも、ベンチャーの成長を支援可能としています。おもな支援内容は下記の通りです。

  • メンタリング(実績のある起業家等のメンターによるアドバイスやマッチング等)
  • セミナー(ビジネスプラン、先輩起業家による創業ストーリー、プレゼンテーション技術、資金調達、マーケティング等)
  • ネットワーキング(ベンチャー企業・既存産業・金融機関・支援機関等・ものづくり企業等)
  • 事業報告会(オープンイノベーションを志向する企業との連携・協業及び資金獲得の機会)
  • 活動拠点としてのYOXO BOXの利用

YOXO BOX外観

 サンドボックス(砂場=実験場)、企業や人、情報を結びつけるハブとして利用できるのが最大の魅力です。YOXO(よくぞ)という名称の名付け親は、現在も横浜を拠点に活動し、クリエイティブな作品を世に生み出し続けているトップランナー、NOSIGNER(ノザイナー)の太刀川英輔氏。

 オープン当日にはテープカットが行なわれました。登壇したのは、横浜市長 林文子氏、三菱地所代表執行役社長 吉田淳一氏、関内関外地区活性化協議会 北村宏氏、経済産業省新規事業創造推進室長 古谷元氏、太刀川英輔氏。開所式典では、林文子横浜市長がYOXO BOXについてこう語りました。

横浜市長 林文子氏

 「横浜市に、新たな挑戦を支援する“YOXO BOX”ができたことを本当に嬉しく思っております。民間の方と、イノベーター、行政が手を携えて拠点を作っていくことは、大変素晴らしいこと。横浜は企業誘致によって発展してきた街です。現在も、富士ゼロックスや資生堂など、たくさんの企業に、研究開発拠点としてお集まりいただいています。つまり、ベンチャー企業とのコラボレーションが生まれやすい下地があるのです。今後、YOXO BOXは、その受け皿となりながら、物づくり機関、大学などの教育機関と連携し、起業を目指す方への 継続的な支援を行なっていきたいと思います」

 また、林文子市長は“イノベーション都市横浜”を提唱しており、横浜市内での起業についても言及しました。

 「横浜市では、女性の起業に力を入りておりますが、起業された方の、実に85%が事業を継続しています。これは、国からも高い評価をいただいているんですね。大都市である東京は、新しいことをはじめても埋もれてしまいがちですが、横浜であれば、キラリと光る“はじまった感”をみせられます。YOXOが、あらたなイノベーションを生み出す拠点になることを願っています」

 林市長に続いて登壇された、YOXO BOX 運営共同企業事業体代表、三菱地所代表執行役 吉田淳一社長も、今後の取り組みについて次のように語りました。

三菱地所代表執行役社長 吉田淳一氏

 「三菱地所では、横浜市のみなさまとともにみなとみらいの街づくりを行なってまいりました。今、みなとみらいには、村田製作所や資生堂など、研究開発施設が数多くあります。また、今後“街の魅力を高める”ためのアリーナ計画も進んでいます。弊社は、大阪・東京で、ベンチャー企業の支援事業を10数年前から進めており、すでに我々の元から巣立っていったという、実績がございます。

 横浜は未来を感じるエリアであり、歴史ある港街でもあり、YOXO BOXのある関内では、あらたな再開発の動きもあります。こうした“オール横浜”が一体となることで、横浜らしい、個性的なビジネスエコシステムが作っていけるのではないかと期待しています。横浜には、若い人を含む居住人口が多く、ラグビーのワールドカップに見られるように、スポーツ都市としてもグローバルに成長しています。今後は地元の方、海外の方も含め、スタートアップをはじめていける流れが作れるのではないかと期待しています。私共は、地元の皆様と、エリアらしい個性をもって、横浜の発展、ひいては日本経済の発展に寄与できるよう、全力をあげて取り組んでまいります」

 現在、この拠点で、短期集中的な成長支援を受けられる「YOXO アクセラレータープログラム」の参加者を募集中とのこと。応募条件は、3年程度の間に、横浜市内への立地や起業を検討している人、または、現在市内に立地している企業。このプログラム終了後は、先輩起業家の視点で支援者として当事業への参画が要請されます。

 建物の1Fは、オープンスペースとなっており、YOXO アクセラレータープログラムの参加者であれば、誰でも自由に使用できるコワーキングスペースとなっています。3Fは、300平米ほどのシェアオフィスとなっており、壁に向かうデスクと電源、イスのみのシンプルな“BOXタイプ”の部屋が複数用意されていました。ほかにも、YOXO BOXでは、週に一回、交流・ビジネスイベントを開催予定とのこと。イベントの定期的な開催することで、新たなクロスオーバーを生み出すことを目的としてます。

 横浜は開港当時から、さまざまなものが生まれていった発祥の地。今後この場所から、世界に名を馳せる新しい企業が生まれるかもしれません。

 YOXO アクセラレータープログラムへの応募はこちらから。 締め切りは当初の予定から延長して11月8日(金)までとなっています。

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