肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第540回
こだわりのお店のレモンサワーを目指した
コカ・コーラのレモンサワー「檸檬堂」全国発売!“紐”のデザインの意味は?
2019年10月29日 13時00分更新
お酒が好きなみなさん、コカ・コーラのレモンサワーがついに飲めますよ!
コカ・コーラシステムはレモンサワーブランド「檸檬堂」を10月28日から沖縄県を除く全国で展開します。登場するのは「檸檬堂 定番レモン」「同 塩レモン」「同 はちみつレモン」「同 鬼レモン」の4種。
こだわりの専門店のようなおいしさを目指した、レモン果汁入り缶チューハイ。アルコール分は3~9%と、製品ごとに異なります。メーカー希望小売価格はいずれも165円(本体150円)。350ml缶のみ。
・「檸檬堂 定番レモン」アルコール分5%
・「檸檬堂 塩レモン」アルコール分7%
・「檸檬堂 はちみつレモン」アルコール分3%
・「檸檬堂 鬼レモン」アルコール分9%
「コカ・コーラのレモンサワー」と聞いて「え?」と驚く人もいるのでは。それもそのはず、コカ・コーラシステムがアルコール飲料のブランドを手掛けたのは今回が初めて。日本のみならず、全世界のコカ・コーラ社でもアルコールは異例です。
そんな、革命的なレモンサワー、檸檬堂は2018年5月から九州エリア限定で先行販売されました。九州エリアでめでたく好評を勝ち得たそうで、この度、満を持して全国展開へ。これまで販売エリアが限定されていただけに、各地のお店で買えるようになるのは、ひとりのお酒好きとしても、とても楽しみです。
実は、檸檬堂は一般的な缶チューハイと比べて値段がちょっと高め。小売店にもよりますが、スタンダードな缶チューハイより10円程度高い設定になっています。それでも、九州の市場でちゃんと“戦えた”製品。全国でも人気が出るのではないでしょうか。
缶チューハイ好き、レモンサワー好きは、ぜひ飲んでみてください。
知っておきたい檸檬堂のポイント3
檸檬堂のポイントを3つ紹介! 飲む時に、知っているとさらにおいしくなるかもしれません。
・紐のようなデザインは「大将の前掛け」
缶は紺がベースカラーで、上部にはキュッと結んだ紅白の“紐”がデザインされています。缶は全体で、前掛け(エプロン)をイメージしているそう。こだわりのレモンサワーを提供する酒場の大将がつけるような藍染の前掛け。“本格的なお店”のモチーフを取り入れているのも、檸檬堂のこだわり。
・製法の特徴は「前割り」
檸檬堂の製法の特徴は「前割り」です。開発の際に、実際に飲食店で教えてもらったという、焼酎をおいしく飲む方法「前割り焼酎」にヒントを得たそう。例えば、飲む数日前にあらかじめ焼酎と水を好みの割り合いで割っておいて、なじませたものを前割り焼酎と言いますね。
檸檬堂では、コカ・コーラがこれまで培ってきた果汁飲料の技術を活用しつつ、レモンを皮ごとすりおろし、あらかじめアルコールで漬けてなじませて“前割りレモン”として使用しています。この製法により味の奥行きが出たとか。ぜひ味わって“前割りらしさ”を確かめてみてください。
・一番人気は「定番レモン」
アルコール度数が異なる4種から選べるのも檸檬堂のユニークなところ。どれを飲もうか迷ってしまいそうですが、一番人気はアルコール度数5%の「定番レモン」だそう。迷った方は、まず「定番」から選んでみるといいかもしれませんね!
書いた人:記者ナベコ

酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメやっています.情報募集中→【Twitter】【Facebook】♪

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