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最新パーツ性能チェック 第263回

第二の人生を歩むため自宅PCをCore i9-9900Kに新調した話

2019年07月04日 18時30分更新

文● 松野将太

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CPUは第4世代から第9世代まで大幅なジャンプアップ
光りまくるハイエンド検証機が誕生

検証用PC。裏配線ができないためケーブル類が若干うっとおしいですが、光りまくっているので見栄えは悪くないです。

 ということで、購入した記念すべき検証用PC第1号の構成は以下の通りです。

検証用PCの主なスペック
CPU Intel「Core i9-9900K」(8C/16T、3.6~5GHz)
CPUクーラー NZXT「Kraken X72」(簡易水冷、360mmラジエーター)
マザーボード ASUS「ROG STRIX Z390-F GAMING」(Intel Z390)
メモリー G.Skill「Trident Z RGB F4-3200C14D-16GTZR」(DDR4-3200 8GB×2、DDR4-2666で運用)
グラフィックス ASUS「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」(GeForce RTX 2080 Ti)
ストレージ Intel「SSD 760p SSDPEKKW512G8XT」(M.2 NVMe、512GB SSD、システムドライブ運用)
電源ユニット Seasonic「SSR-1000GD」(1000W、80 PLUS GOLD)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」(May 2019 Update適用)
PCケース 長尾製作所「PM-TESTBOARD」

「Core i9-9900K」。職業ベンチマーカーにとって不動のファーストチョイスなCPUです。

 いくつかポイントを押さえてパーツを解説していきましょう。まず、CPUはメインストリームでは最上位となるインテルの第9世代Coreプロセッサー「Core i9-9900K」です。現状、ベンチマーク向けのCPUと言えばCore i9-9900K一択だと思いますので、ここは特に考えることもなく決めました。

 ベンチマークの際には、PCパーツの組み合わせ次第で特定のパーツがパフォーマンスを阻害する要因、いわゆるボトルネックになることがあります。例えば、GPUの性能をゲーム系ベンチマークで比較しようとした場合、性能の低いCPUを採用しようものなら、まず間違いなくGPUが十分な性能を発揮できず、スコアーやフレームレートも低下してしまうわけです。動画編集やゲーム配信といった、CPUの影響がより強く出るタイプのベンチマークでは言わずもがなですね。

 こうしたボトルネックを極力排除するにあたり、Core i9-9900Kは今どきのメニーコアCPUらしく8コア/16スレッド動作で、加えてシングルスレッド性能も現行のメインストリームでは最速という大きなメリットがあります。動作クロックの高さはゲーム系のベンチマークでも効いてくることが多く、ベンチマーカーにとっては必携のアイテムと言っても過言ではないでしょう。

そのほか購入したPCパーツ。

 次にマザーボードですが、ASUSの「ROG STRIX Z390-F GAMING」を選んでいます。拡張性やオーバークロック(以下、OC)を見据えて上位モデルを選択するのもアリかとは思いましたが、本製品がZ390チップセット搭載製品では不動の売れ筋モデルということもあり、結局これを選んでおくほうが汎用性が高かろうと判断しました。

 ベンチマークによってはPower Limitに起因する性能ダウンを起こす場合があるので、CPU Core RatioをAutoからPer Coreへ切り替える必要はありますが、基本的には良いマザーボードだと思います。

 CPUクーラーはこちらも人気のNZXT「Kraken X72」です。空冷CPUクーラーは別途自宅にCRYORIGの「R1 Universal」、「グランド鎌クロス3」、「阿修羅」、「Engine 27」といった購入済みストックが(なぜか豊富に)あるため、より高い冷却性能を発揮できるオールインワン水冷のハイエンドモデルを選びました。性能には関係ありませんが、見栄えがいいのも気に入っています。

 マザーボードがASUS製なので「ROG Ryujin」を選ぶことも考えましたが、仮にASUS以外のメーカーさんのマザーボードレビューなどがあった場合に使いづらすぎるため、今回は見送りました。電源に「ROG Thor」を選ばなかったのも同じ理由です。

 ビデオカードはマザーボードとメーカーを合わせ、ASUS「ROG-STRIX-RTX2080TI-O11G-GAMING」を選択しています。結局のところ、性能的にボトルネックになってしまう可能性を考えると、CPUとGPUはその時点での最上位モデルを選ばざるを得ません。GeForce RTXシリーズであれば、今後搭載されるゲームが増えていくであろうリアルタイムレイトレーシング(DXR)の検証ができるのも大きいですね。

 メモリーはG.Skillの「Trident Z RGB F4-3200C14D-16GTZR」で、OCの余地はあるものの、検証機という性質上DDR4-2666で運用しています。ストレージはCPUに合わせ、Intel純正のNVMe M.2 SSD「SSD 760p SSDPEKKW512G8XT」です。電源ユニットは最低限「CPU補助電源コネクターが2系統あるもの」という条件は決めていたものの、かなり迷った末にSeasonic製で容量が1000Wのものを選びました。

 ちなみに、PCケース(検証台)は長尾製作所の「PM-TESTBOARD」です。最近は検証台もユニークな製品が色々と販売されていますが、あえて極力シンプルなものにしています。そのほうが軽くて持ち運びやすく場所もとらない、というのが一番の理由です。こと検証PCに関しては、パーツの入れ替えや移動が頻繁なので、一般的なPCケースだと重すぎて取り回しが悪くなるんですよね。

 「検証PC」と言うと武骨に聞こえるかもしれませんが、最近のパーツはとにかく見栄えが良いものが多いので、検証台に取り付けるだけでもそれなりにフォトジェニックになるのが面白いです。ともあれ、これを組み上げたことでようやくベンチマークライターとしての第一歩を踏み出すことができました。

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