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新車を買った情報2019 第17回

マツダ ロードスターRFに履かせたスタッドレスの経済性が良かった

2019年05月25日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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摩耗はスポーツタイヤ程度?

 プラットホームまでの溝の残りでありますが、モノタロウの「デジタルタイヤ溝ゲージ」(1079円なり)で測っておりました。ゴムが柔らかいおかげで、測るたびに値が微妙に違うんでありますが、新品時はこのプラットホームまでの溝の深さは、だいたい4.5mmほど。

 それからひと冬、3000kmほど走りまして、前輪が4.2mm、後輪が3.6mmほどになっておりました。駆動輪の方が余計に減るわけであります。

 ライトウエイトスポーツとはいえ、ロードスターRFの2リッターエンジンは、最大出力184馬力を発生させます。1980年代に「プアマンズポルシェ」と言われた、2代目サバンナRX-7の初期型と大差ありません。そのようなパワーのある後輪駆動車であっても、この程度しか減らないというのは、私にとっては意外でありました。

 仮にひと冬3000kmの摩耗が、前0.3mm、後0.9mmとすれば、あと3シーズンは使える。うまく前後のローテーションをすれば、通算で2万km以上持たせることも可能でしょう。おおむね、夏用のスポーツタイヤ程度は持つわけです。

 ただし経年変化でゴムの硬化は進みますから、氷雪路での性能を期待するのであれば、3年くらいで交換した方が良いと言われております。とすれば、1シーズン3000km程度の走行では、溝が半分残ってしてしまう。もっと走ってもいいのかもしれません。

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