CAMPFIRE、社会課題の解決を目指す「GoodMorning」を設立
CAMPFIREは4月4日、ソーシャルグッド特化型のクラウドファンディング・プラットフォーム「GoodMorning」を設立すると発表した。GoodMorningの事業分社化にともなうもの。より迅速な意思決定と柔軟性・機動性を確保。社会変革の担い手を一貫してサポートできる、仕組みを構築・提供することが目的だという。
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左から順に大東洋克氏、酒向萌実氏、家入一真氏、中川峰志氏
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代表取締役社長 酒向萌実氏
代表取締役社長はGoodMorningの立ち上げから携わってきた事業責任者の酒向萌実氏、取締役はCAMPFIREの執行役員CTOを務める中川峰志氏(兼務)がそれぞれ就任。CAMPFIRE代表取締役CEOの家入一真氏、取締役COO大東洋克氏も取締役として参画する。CAMPFIREグループ間の連携と、コーポレート・ガバナンス(企業統治)の強化も図るとしている。
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渋谷区自身の事業として組み込まれるきっかけを作った「スタディクーポン」のプロジェクト。
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裁判費用を調達する「タトゥー裁判」のプロジェクト。
GoodMorningは2016年10月に、CAMPFIRE内でサービスを開始した。これまで約1400件のプロジェクトを実行しており、累計支援額は約7.3億円(2019年3月末時点)を記録。社会課題の解決に取り組む団体や個人の7万2860人に「お金の支援」という形で、社会課題解決に参画してきたという。