温度センサーと連携してビニールハウス側窓を自動開閉する農業向けリモート制御サービス販売開始
GREEN OFFSHORE株式会社は2月14日に、農業向けのリモート制御スイッチサービス「GO SWITCH」の新ラインナップとして、ビニールハウス側窓の自動化に対応した「GO SWITCH側窓対応モデル」の販売開始を発表した。
農業の就業人口減少と農地の集積化が進む中で、点在する農地の管理を効率化するニーズが高まっている。同社では課題解決に向けて「GO SWITCH」を開発し、灌水のリモート制御を提供してきたが、近年、生産現場からは灌水制御に加えて、ビニールハウスの側窓開閉を自動化したいという要望が寄せられていたという。側窓の開閉は、ハウス内の温度管理において重要だが、手作業での開閉作業には時間と労力がかかる。そのため同社では側窓の自動開閉に対応した「GO SWITCH側窓対応モデル」を開発、販売を開始したという。
「GO SWITCH側窓対応モデル」の特徴としては、別売の温度センサーと連携することで設定温度に応じて側窓を自動開閉できること。また、あらかじめ設定したスケジュールにもとづいて側窓を自動開閉でき、日の出と日の入り時刻に合わせて側窓を自動開閉することもできるという。
価格は初期導入費用が16万円(税別)から。月額利用料は7,000円(税別)。販売対象エリアは静岡県西部地域・愛知県東部地域としている。今後の展開として、販売対象エリアを今後全国に向けて順次拡大予定とのこと。