12月26日、東京・渋谷のhoops link tokyoにて年末イベント「2018年第2回紅白“ピッチ”合戦~平成最後の紅白ピッチ~」(主催:カウンティア株式会社)が開催された。AI作曲ソフト、ファイナンス管理、農業系スタートアップなどバラエティーに富む8企業が登壇し、それぞれ2018年の振り返りと、2019年の展望を語った。会場には、スタートアップのほか、大企業、投資家などが集まり、来場者による投票の結果、紅組の勝利となった。
紅白ピッチ合戦は、登壇企業のピッチを紅白対抗戦で楽しむ、パーティー感覚の年末イベント。2回目となる今回は、女性代表の紅組4社、男性代表の白組4社、計8組の企業が登壇。司会はSELF株式会社CFOの佐藤史章氏、紅組の司会はカウンティア株式会社の田原綾香氏が務めた。
各4分間のピッチと4分間の質疑応答が行なわれた。
誰でも簡単に作曲できるAI作曲ソフト
白組のトップバッターは、Dmet Products株式会社 CEO 楠 大吾氏。昨年は、踊ることで音を奏でるウェアラブル楽器ガジェット「SoundMoovz」を発売した同社。2018年は、新たにAI自動作曲ソフト「ecrett music」を開発。シーンやムード、楽器などを選ぶだけでAIがオリジナルの曲を作ってくれる 。
個人/法人、プロ/アマを問わず、誰でも簡単に作曲でき、商用利用もできるので、動画のBGMなどにぴったり。来場者からは、「子どもに使わせてみたい」という声もあがり、教育や福祉向けにも広がりそうだ。