ごきげんよう。アスキーのグルメ担当ナベコです。この連載はたくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦するというのがテーマです。
昨年、ちっともダイエットの結果が出ずでした。ごめんなさい。それもそのはず、ダイエットというテーマを表面上は掲げているのですが、グルメ担当の記者の宿世。内覧会や飲み会など、食事の機会が多く、気にせずに飲み食いしてしまいました。繰り返し、ごめんなさい。私には食事制限のダイエットは無理です。
……ただ、食事を我慢せずとも、内容をちょっと工夫して体重を落ち着かせたいなと考えております。この連載を見てくださっている方はあきれているかもしれませんが、とりあえず、続けますんで! 今年もよろしくお願いいたします。
料理酒と水だけの簡単鍋
温まるのでオススメ!
新年になり、ますます寒さが厳しくなります。みなさん、ちゃんと温かく過ごせてますでしょうか。寒い季節のスーパーマン料理「鍋」。今回は、酒好きな私にふさわしく「料理酒」だけで味付けするお鍋を紹介します。
料理酒には塩を加えた加塩タイプと塩を加えていない非加塩タイプがあります。定番の「日の出料理酒」などは加塩タイプのもの。この、加塩タイプの料理酒であれば、酒と水だけで鍋の味付けができちゃうそうなのですよ。
料理酒と水の分量は1:1。鍋の具材は、私は家にあったもので、豚肉、白菜、ネギにしました。魚系の具材だと、料理酒が臭み消しに役立ってくれるのでなお良いとか。
酒と水1:1なので、けっこう料理酒をたっぷり使います。普段ちびちびと料理酒を使っている人にとっては躊躇してしまうかもしれませんが、既製品の鍋のおつゆを買ってくると考えると安上がり。あと、分量が1:1とわかりやすいので、ふだん料理をしない人にとっても簡単なのがポイントです。
鍋にトクトクと料理酒を注ぐと酒の芳醇な香りが部屋いっぱいに広がりのん兵衛の心を刺激します。酒好きはいいけど(笑)鍋としては酒臭いとダメでは? アルコールが残るの? と、心配になるかもしれません。それも心配なく。クツクツ煮込むと数分程度でアルコールは飛び、香りも落ち着きますよ。
味付けはそれだけ! 塩や醤油は加えなくても大丈夫です!
ほんとに? と疑問に思うかもしれません。実際につくった、料理酒と水だけで煮込んだ豚肉鍋を食べてみました。
おつゆはほのかに塩気があって、料理酒だけで味付けたとは思えないおだしのような滋味深さがありました。薄味、なのですが、確かに味を加えなくてもおいしくいただけました。
料理酒の塩気が味付けの役割を果たしてくれるんですね。ちょっと薄いなと感じた人はポン酢などを使ってもよさそう。柚子胡椒などで風味を添えるのもアクセントが楽しめそうです。
料理酒と水だけのシンプルな味付けなので沁みだしてきた素材のうまみもよく感じられました。濃い味付けのものを避けたい風邪ひいた時にも良さそう。ただ、アルコールは飛ばしますが、お酒の香りは若干残るので大人向けの味わいです。お子さんに好まれるかといったらちょっと難しいかも。
ともかく、お酒の香りが部屋中に広がるので、酒好きは心も身体も温まる鍋。試してみてはどうでしょう。なお、今回のレシピはキング醸造の公式サイトを参照しています。
アラサー記者が正月食べたもの
●923日目(1月1日)
朝・昼 おせち料理 豚の角煮 お刺身など
夜 おせち料理 豚の角煮 お刺身など
●924日目
朝 お雑煮
昼・夜 おせち料理 ローストビーフなど
●925日目
朝・昼 ご飯 お雑煮
夜 てんぷら おせち料理など
●926日目
朝・昼 ざる蕎麦
夜 ピザ おせち料理など
●927日目
朝 梅干ご飯 かまぼこなど
昼 ポテトフライ
夜 角煮 煮物 など
●928日目
朝・昼 七草粥
夜 肉じゃが なます 煮物など
さて、体重はどうなっているか?
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