速さの秘密は四輪操舵システム「4コントロール」
では、エンジン出力を上げればニュルで最速になれるのかというとそうでもなく、シャーシ性能こそがモノをいう。馬力が多少低くても高出力のクルマより速い場合もある。そこで登場するのがメガーヌR.S.最大のフィーチャー、四輪操舵システム「4コントロール」。メガーヌGTでも採用されたこのシステムは、メガーヌR.S.も低速で逆位相、高速で同位相に後輪をステア。逆位相は安定性より回頭性・俊敏性に効き、高速側の同位相は、後輪のグリップや安定性の改善に絶大な効果を発揮する。この切替は単に速度域だけではなく、モードや走行状況に応じて複雑に制御されているとのことで、ドライバーにとって「自然な動き」を目指しているという。
高級感はあるが嫌味は感じない
インテリア
室内はスエード調のセミバケットシートや、各所に見えるルノースポールの文字が特別モデルであることを伺わせる。GTではクリアー仕上げだったセンターコンソールの液晶ふちどり部分はマット仕上げに変更、指紋が目立ちにくくなっている。
ハンドルはメガーヌGTよりかなり太め。親指をハンドルの中に入れる人には持ちづらいが、コーナーを切り返すワインディングやサーキットでは親指を内側に入れることはなく、また太いことにより手の平でしっかりコントロールできるので、スポーツモデルとしては正しい選択なのだろう。
走りの設定は5種類から選べる
エンジンレスポンス・アクセルペダルマッピング・ステアリングの重さ・エンジン音・4輪操舵の効き、室内の電飾などが変化するモード切り替えは5段階。コンフォート、ナチュラル、スポーツのほか、ESC(横滑り防止装置)が解除されるレースモード、さらに自分でセッティングが調整できるパーソナルモードが用意されている。ここまで多く用意する必要はあるのか? という疑問はあるものの、自分で調整できるというのは面白い。そして後述するが、これがかなり変化する。また、カラー液晶を用いたメーター表示も大きく異なる。
ちなみにスポーツモード、レースモードではローンチコントロールの利用が可能。停止状態から時速100kmまでわずか5.6秒で到達する。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第677回
自動車
「ついに911、お前もか…」伝統の変化を嘆く前に乗るべき、約2000万円の超ピュアな「カレラT」 -
第676回
自動車
メーカーチューンの理想形! 2L化した特別ロードスター「12R」が魅せる至高の人馬一体 -
第675回
自動車
街乗りは不便でも悪路走破性は最強! ファミリーカー目線で斬る「ジムニー ノマド」のリアルな実力 -
第674回
自動車
軽自動車なのにフラッグシップ級の充実度! 三菱・新型デリカミニの最新コネクテッド機能を徹底検証 -
第673回
自動車
【予算30万円台】車中泊もこなす神コスパ! 日産「ウイングロード」の中古を推したい3つの理由 -
第672回
自動車
さらばA110。プロが自腹買いする名車。最後の過激な限定車「アルピーヌ A110 R 70」の魔力 -
第671回
自動車
15年前のクルマと侮るなかれ! 燃費22.5km/Lの実力派、2代目ソリオを再評価する -
第670回
自動車
e-4ORCEでついに完成形へ! 35周年の日産のミニバン「セレナ」が選ばれ続ける理由 -
第669回
自動車
椅子が外れて広大な荷室に!? ルノー「グランカングー」は国産ミニバンとココが違う -
第668回
自動車
「NSXでキャンプ」は実在した!? テールゲートに荷物を詰め込むスーパーカー・アウトドアの衝撃 -
第667回
自動車
さよならMAZDA2。消えゆくマツダの看板小型車は「今こそ買うべき最強のホットハッチ」だった - この連載の一覧へ












