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効果的なプレスリリース配信のタイミングをPR TIMESが伝授

IoT&H/W BIZ DAY 6にて、IoTスタートアップ企業向けにPR相談会を実施!

連載
IoT&H/W BIZ DAY 6 by ASCII STARTUP

 9月14日、赤坂インターシティAIRにて「IoT&H/W BIZ DAY 6 by ASCII STARTUP」が開催された。PR TIMESのブースでは、IoTスタートアップ企業向けにPR相談会を実施し、効果的なプレスリリースの出すタイミングや内容についてアドバイスしていた。

PR TIMES マーケティング本部 営業戦略第1グループ アカウントプランナー 杉本 秋氏(左)と星野恭平氏(右)

 プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMESは、設立24カ月以内のスタートアップ企業向けに、プレスリリースを無料で配信できるプログラム「スタートアップチャレンジ」を用意している。大手メディアサイトを含む300媒体、1万人以上の会員記者や編集者宛に、月に1回無料でプレスリリースを配信できるもので、広報予算の少ないスタートアップにとって、プロダクトやサービスの認知を広めるには絶好のチャンスだ。

 しかし、スタートアップの中には、プレスリリースを流すタイミングがわからず、せっかくの無料配信を活かしきれていない企業もあるという。

 そこで、今回のブース会場では、出展者や来場者向けに「PR相談会」を実施。担当者のマーケティング本部 営業戦略第一グループ アカウントプランナーの杉本 秋氏に、プレスリリースを流すことで得られるメリット、効果的なリリース配信の方法について聞いた。

 スタートアップ企業からの相談で多いのが「なにを書けばいいのかわからない」「開発に忙しくて手が回らない」といったものだそう。

 とりわけエンジニア出身の経営者は「いいものをつくれば、そのうち誰かが認めてもらえる」と考える傾向があり、広報やPRがおろそかになりやすい。しかし、受け身でいては競合に先を越されてしまう。短期間で成果を出すには、いち早く認知を広めることも大事だ。

プレスリリースで情報をメディアに届けるのが記事化への第一歩

 「ぐうぜんホームページを見つけてもらえる可能性は非常に低い。しかし、広告に頼るのは限界があります。ではどうやって、多くの人の関心を引くか? たとえば、とくに探していたわけでなくても、行列ができているお店には興味がわきますよね。ウェブ上で行列を作り出せるのがメディアの記事です。そこで、まずはメディアに情報を届けることが肝心です」と杉本氏。

 メディアに届けるための手段がプレスリリースだ。メディア側の記者や編集者は、常に情報を探している。しかし、企業側が情報を出していなければ、巡り合うことができない。

 実際、展示会などのブースで面と向かって担当者にお話しを聞くと、プロダクトの魅力をしっかり語ってくれるのに、ホームページには載っておらず、検索してもヒットしないことがよくある。こうした情報をプレスリリースに詳しく書いて配信してくれると、メディアとしてもありがたい。

積極的な情報発信は、企業の信頼性アップの効果も

 「会社の設立、プロダクトのβ、アップデート、資金調達、人事、イベントの出展など、とにかく積極的にプレスリリースを出していくことです。プレスリリースがPR TIMESのサイトや提携メディアに掲載されれば、それだけ検索でヒットしやすくなります」と杉本氏はアドバイスする。

 資金調達やBtoB契約の締結は、そのまま実績となり、顧客やパートナーに信頼性や安心感を与える。また、メディア側からすると、頻繁にプレスリリースが届く企業に対しては親しみや期待感が生まれ、記事に取り上げたくなるものだ。

 PR TIMESの「スタートアップチャレンジ」プログラムでは、設立2年目までの期間であれば、1ヵ月に1回無料で配信できる。まずは月1本、プレスリリースを出すことを目標にしてはいかがだろうか。

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