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魅惑のXperia周辺機器 第86回

【後編】買って損ナシのXperia周辺機器ベスト10:Xperia周辺機器

2018年01月07日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 2017年掲載の前回の連載に引き続き、2018年初となる今回は1年間使ってみてよかったXperia周辺機器ベスト10のうち、後半のベスト5から1までをご紹介いたします。

【第5位】バッファロー「WSR-2533DHP

 第5位は、バッファローのWi-Fiルーター「WSR-2533DHP」です。

 モバイル回線の使いすぎを防ぎつつ、より高速で通信したいという場合には必須のワイヤレスルーター。セットアップカードにあるQRコードを読み取ってXperiaでカンタンに初期設定が完了します。各種設定もバッファロー専用の「StationRadar」アプリをインストールすれば、スマホ用の大きくわかりやすい画面でカンタンに変更できます。

 友だちが自宅に来てインターネットつなぎたいという場合でもパスワードを教える必要もなく、アプリから「ゲストポート」をタップすれば、Wi-Fiルーターにつないでインターネット接続だけを使わせることもできます。PCで設定しなければいけないというのは昔の話で、長らく粘って古いルーターを使い続けているくらいなら、買い替えて快適さを手に入れたほうがよいと思います!

【第4位】アンビー「ambie sound earcuffs(アンビー サウンドイヤカフ)

 第4位は、アンビーの「ambie sound earcuffs(アンビー サウンドイヤカフ)」です。

 まるでピーナッツのような可愛らしく丸っこいデザインに、耳たぶに挟んで固定をするアクセサリーと同様の形をしているイヤフォンです。一般に耳の中にイヤーピースを入れるインナーイヤーヘッドフォンとは異なり、イヤーカフのように取り付けた小さな穴から音が出てくるので、耳の中ではなくて耳の近くから音が届くといった感覚。

 オトナがつけても子どもが着けてもいい具合に耳に挟まれて外れることもなく、耳の穴を塞がないので鼓膜の負担も少なく、ムレたり汗で不快になることもありません。歩いている時やランニング中でも、自転車や車が近づいても気が付くのが遅れたり、電車にのっていたり空港でのアナウンスがよく聞き取れなかったなんてことも回避できます。

 イヤフォンというと「周囲の音や声が聞こえない」のが当たり前という概念を一変、音楽を楽しみながら周囲の環境の変化に対応できるという新しい発想のイヤフォンです。

【第3位】博報堂「Pechat(ペチャット)

 第3位は、博報堂の「Pechat(ペチャット)」です。

 Pechatはボタン型のスピーカーで、ぬいぐるみにくっつけて、スマホから操作するとまるでぬいぐるみがしゃべっているように声でコミュニケーションできるという超ハイテクガジェットです。

 接続はBluetoothで、離れた位置からXperiaに入れた「ペチャット」アプリから操作して、話したいセリフを選ぶと、まるでぬいぐるみがしゃべっているように遊べます。実際には、ボタン型のスピーカーから音声が出ているだけなのに、子どもたちにとっては本当にぬいぐるみがしゃべっているように思えるようで大興奮です。

 うまくセリフをつないで会話ふうにしゃべったり、Xperiaで入力したテキストを音声に変換して、子どもたちと会話をすることもできます。あとはアイデア次第で、彼女への誕生日のお祝いをしてあげたり、怒らせてしまった奥さんへの怒りを沈めるために代わりにあやまってもらったり(これはもしかすると逆に炎上する可能性もあります)、パートナーや家族を喜ばせることができるアイテムです。

【第2位】ソニー・インタラクティブエンタテインメント「PlayStation 4

 第2位は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PlayStation 4」。正確には、Xperiaからリモートコントロールで操れる「PS4リモートプレイ」です。

 Xperiaに「PlayStation App」をインストールしておくと、コンソール機のため自宅から持ち出せないPlayStation 4と接続でき、いつでもゲームの世界とつながっていられます。フレンドが遊んでるゲームやトロフィーを見たり、フレンドとチャットしたり、お知らせやゲームアラート、招待状を受け取ったり、「PlayStation Store」からゲームを購入しておくば自宅にあるPlayStation 4に自動的にゲームデータがダウンロードされているので、家に帰ってきたらダウンロードを待たずにすぐに遊べます。

 そして「PS4リモートプレイ」を立ち上げれば、自宅内のPlayStation 4と接続され、Xperiaの画面にまるまるPlayStation 4のゲーム画面が乗り移ったかのよう。ほぼ遅延もなく操作の追従性もよく、映像が綺麗なままフレームレートも十分、XperiaがまさにポータブルPlayStation 4と化します。

 タッチで操作が厳しいと思ったら、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」と接続。コンソール版を直接プレイしている感覚でボタンやコントローラーの操作できます。コンソールゲーム機はリビングのいつもの所定の場所でしかできない、と嘆いていたのはもう昔の話。Xperiaと組み合わせることで、PlayStation 4の本格的なゲームを、トイレでも寝室でも書斎でもどこでも熱中してプレイできるのがすばらしいですね!

【第1位】ソニー「WF-1000X

 そして栄えある第1位は、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット「WF-1000X」です。

 WF-1000Xは左右がそれぞれ独立しており、耳に装着すると一切ケーブルがなく加えてノイズキャンセリングも効いてしまうという超便利イヤフォン。

 まず、ケーブルレスの左右独立型というと、耳の穴(外耳孔)だけで保持するので途中で落ちたりしないか不安になるところですが、イヤーピースの長さやフィッティングサポーターといったホールド性をあげる作りになっていて、激しく首を振っても、ジャンプしても外れない不安がありません。

 そして、周囲のガヤガヤとうるさい雑音を最小限に抑えてくれるノイズキャンセリング機能のおかげで静けさを味わえます。しかも、Xperiaにインストールした「Headphones Connect」アプリをでノイズキャンセリングを有効化しつつ、音楽を聴きながらも周囲の音を取り込んだり、騒音は低減しつつも人の声だけを取り込むといった絶妙な調整もできるのが最大の特徴です。

 ワイヤレス電波が大量に飛び交う場所では片側のイヤフォンからの音がきこえなくなるという弱点もあったのですが、アップデートで改善されたりと、対策してくれるとうれしいもの。耳へのフィット感も良好で落とす心配もなく、有線のわずらわしさから解放されるうえにノイズキャンセリングで静けさを手に入れられるというアドバンテージが優越感に直結して、2017年ナンバーワンの周辺機器としました。

 2018年もまた、Xperiaを盛り上げるアイテムが続々と出てくることに期待したいですね!


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