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オープンイノベーションを進める企業に出会えるプラットフォーム 「eiicon」を使ってみた

2017年10月06日 09時00分更新

文● 飯島範久 編集●村野晃一 撮影●曽根田元

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TeNKYUがeiiconを使ってみた

 TeNKYUは、アプリインストールが可能なIoT電球型デバイスを製作しているスタートアップ企業。天気予報で雨を検知すると、色を変えて傘の持参を促したり、人感センサーで、電球の下やそばを人が通ったことをPCやスマホに知らせてくれる「見守り」機能など、様々な用途に応用できる。

 今回は、同社代表の菅英規氏に、実際にeiiconへの登録作業を行なってもらった。

TeNKYU代表の菅英規氏。

 登録作業自体は拍子抜けするほど簡単なものだ。eiiconのサイトのアクセスしたら、右上にある「無料登録」のボタンをクリック。表示されたフォームに、会社名、所在地、自社サイトURL、担当者名、メールアドレス、ログインパスワードを入力するだけで完了する。

 登録が済んだら、その時点で検索タグや業種などを指定して、すぐに求めるパートナーの検索が可能になる。2017年9月時点で登録された企業は1800社超。菅氏も、既知の企業がすでに多く登録していることに感心していた様子。

 とはいえ、会社名と代表者を登録しただけでは、たとえコンタクトを取りたい企業がみつかっても、先方に自社について何もわかってもらえない。自社の製品や技術についてアピールするため、掲載情報を充実させていく。

 そのためには、ログインしてマイページにアクセス。掲載情報は4ステップの入力式になっていて、ステップ1では、会社の基礎情報を入力。先の所在地やURLに加え、資本金、売上、従業員数や事業概要など、さらに細かな情報を入力していく。所要時間はおよそ10分程度。

 ステップ2では、相手企業に求めるニーズと自社のアピールポイントを入力。入力項目は選択式になっているので、あてはまる項目をチェックしていくだけだ。ここで選択した項目が検索タグとなって、eiicon上で他社が探す際に使われる。またeiiconからおすすめされる企業の表示や、他社が検索した際の候補表示には、レコメンド機能が実装されており、ただダグ付けが合致したものを表示するだけでなく、東大発ベンチャーが開発し、3000~5000件ほどのオープンイノベーションの事例を学習した独自AIを利用したオープンイノベーション・レコメンドエンジンを使用し、過去の事例から自社にマッチすると思われるパートナーを推薦してくれる。こちらの入力も所要時間は10分程度。

 ステップ3では、検索候補として表示された際の自社のPRページの作成をしていく。会社ロゴや提供リソース、過去実績や求めるパートナーの条件をキーワードでなく、言葉にしてアピールする。これが、検索された際に表示される自社PRの顔となる部分。eiicon上でのメッセージは、ほとんどがここに記載されている内容に興味をもった企業から送られてくる。また、実はこの項目をしっかり埋めることでeiicon上での検索順位が上がる仕様になっている。所要時間はおよそ30分。

 最後のステップ4では、オープンイノベーターの登録。実際にオープンイノベーションを担当する人材を登録することで、すぐに実務に即した形でのコンタクトを取りやすくなっている。こちらも所要時間はおよそ30分程度となっている。

菅氏に感想を伺ったところ、

「連絡が手軽になるのはいいですよね。めんどくさかったことを解決してもらってる、という感覚があります。

 これまではお会いする1社1社にどういうものかというのを説明しなければならなかったのが、もうコンタクトを取った時点でお互いに持っているものを理解しあっている、というところからはじまるわけなので。

 ここで公開しているような情報を公式ページで公開していても、見てもらえるという機会って少ないと思うんですよ。たとえIoT全般に興味を持っていたとしても、うちの会社に興味があるって人以外がうちのページに辿り着くのって結構困難なんですよね。

 もっと早く知っとけばよかった、っていう思いはありますね。逆に、なんで今までこういったサービスなかったんですかね?困ってる人、多いと思うんですよ。大企業でオープンイノベーションの担当になっちゃった人って、とりあえずどこから手を付けたもんかとか思ってると思うんですよね(笑)。そんな人は、まず登録してみるといいんじゃないかと思います」

 実際にパートナー企業を見つけ、成約するまでにはまだ時間がかかるだろうが、少なくとも、企業同士の「出会い」という意味では、十分選択肢を広げるすべになるのではないかとのことだった。

登録が完了したTeNKYUのPRページ

 TeNKYUでのeiiconの活用はまだ現在進行系なため、成約までは至っていないが、これまで接点のなかった企業からのアプローチも期待でき、eiiconに登録したことでオープンイノベーションが加速し事業成長に結びつくことは間違いなさそうだ。

 もしオープンイノベーション・パートナーとしてTeNKYUの事業に興味をお持ちになられたら、ぜひeiiconに登録して菅氏にコンタクトをとってみるといいだろう。

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