窓の円盤を何万枚も売った女が語る 『そんなの業界じゃあたりまえっちゃ!』 第7回
Windows Home Serverはすんごい苦労したけどカワイイOSだった
2016年12月14日 11時00分更新
「いやシリーズ」も早いもので最終回を迎えました。最後にふさわしく、史上初のイヤから始まったお話で締めたいと思います。
Windows Home Serverをご存知でしょうか? 天下のソフトウェア会社、マイクロソフトがなにを思ったかリリースした「家庭用のサーバーOS」です。いまや流通は終わってしまい、あるとしても店頭在庫だけ。今後の後継製品も事実上ありませんが、個人的にはとっても思い入れのあるOSです。
なぜって? そりゃそれまで家にLinuxのサーバー立ててCGI試したり、Professional系のWindows OSでIIS(Internet Information Services)走らせてホームページのデモ環境作ってたからさ! それが使えて、しかもファイル共有とかも簡単にできるんだぜ!? すごくない!?
はい、少数派やーん♪
こういうヲタには待ち望まれたOSなんでしょうが、これを一般のユーザー向けに売ろうというのだからさぁ大変。使えるのと売るのはまた別問題です。
し か も な ぜ か 「英語版」!!
とにかくいろんなことが初めてすぎたお話です。
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