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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第232回

置くだけで睡眠の質が良くなるガジェット「Withings Aura」を活用する技

2016年08月17日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 睡眠の質が快適な生活を送るために重要なことはもはや常識となっている。とは言え、何をどうしたらいいのかわからない、と言う人もいるだろう。そんなときは、睡眠支援ガジェットの「Withings Aura」をオススメしたい。睡眠の状況を把握するだけでなく、スムーズな寝付きと、ストレスのない目覚めが可能になる。今回は、「Withings Aura」を活用して、睡眠の質を向上させる技を紹介しよう。

「Withings Aura」で快適な睡眠が実現! 導入当日から効果を得られること請け合いだ

ベッドセンサーとベッドサイドデバイスで睡眠をコントロールする

 質のよい睡眠を取るためには、まず自分の睡眠状況を把握する必要がある。このライフログを取るガジェットやアプリは多数リリースされており、「第142回 Fitbit Oneでダイエット! 運動、食事、睡眠を手軽に記録するワザ」や「第201回 本当にスマートなスマートウォッチ「Activite Pop」を活用する技」でも紹介している。

 今回紹介するのは「Withings Aura」(以下、Aura)。「Activite Pop」と同じ、Withings製品だ。Auraはウェアラブルデバイスではなく、マットの下に敷くスリープセンサーとベッドサイドデバイスの組合わせとなる。ちょっと大がかりだなと感じたが、使ってみるとこれまでのライフログガジェットとはまったく異なる睡眠体験を得られるので驚いた。

 まず、赤いライトで照らしてくれるので寝付きが違う。眠りの深さをチェックし、眠りが浅いときに起こしてくれるので目覚めも違う。センサー類も常軌を逸している。睡眠時間の記録だけでなく、気温の推移や音や明度まで計測しているのだ。エアコンの動かし方、いびきの有無、日の出からカーテンの薄さまで把握できる。極めつけが、なんと心拍数も計測してくれる点。手首にウェアラブルデバイスを付けていないのに、だ。睡眠の質に興味を持っているユーザーならぜひ、チェックして欲しいアイテムだ。

「Withings Aura」

Appleのサイトから購入できる。価格は3万7400円(税別)。ちなみに、アメリカの直販サイトでは299.95ドル

センサーはマットの下にセット。本体とはUSBで接続する

 まずはAuraをセットアップしよう。スリープセンサーをマットレスの下に敷いて、ベッドサイドデバイスを枕元にセット。USBケーブルをベッドサイドデバイス背面に接続して、ACアダプターを接続すればいい。USB端子は3つあり、2つめのスリープセンサーを接続したり、USBケーブルをつないでスマートフォンを充電したりできる。

 続いて、アプリをインストールする。AppストアやGoogle Playから「Health Mate by Withings」を検索しよう。もちろん無料だ。アプリを起動したら、初期設定を行なう。

Health Mate by Withings - 歩数トラッカーとフィットネスコーチ App
価格無料 作者Withings
バージョン2.15.2 ファイル容量72.9 MB
カテゴリーヘルスケア/フィットネス 評価(3)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 9.0以降

スリープセンサーはベッドマットの下にセットする

USBケーブルを本体に接続する

充電ケーブルをつないでスマホを充電することも可能

アプリをインストールする

「インストール」から「Aura」を選択する

「今すぐインストール」をクリックする

Bluetoothをオンにして接続する

Wi-Fiを接続する。5GHz帯は対応していないので要注意

2.4GHz帯のアクセスポイントに接続する

スリープセンサーを持っているなら「Yes」を選択

本体を枕の1m以内にセットする

センサーにユーザーを割り当てる

セットアップが完了した

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