旅行やイベントを楽しんでいるときに、デジ一眼やミラーレスカメラで撮影する人は多いだろう。しかし、SNSに投稿するにはスマホに取り込む必要がある。そんな時に活躍するのが、Wi-Fi SDカードリーダー。今回は、9月下旬に発売されたばかりの新製品「REX-WIFISD1H」(ラトックシステム)を使い、旅行やイベント時にWi-Fi SDカードリーダーを活用する技を紹介する。
SDカードリーダーにバッテリーとWi-Fiを搭載
旅行やイベントの思い出は、なるべくいいカメラで残しておきたい。とは言え、家に帰ってからではなく、その場でSNSに写真を投稿したいこともある。シャッターチャンスに毎回デジカメとスマホのカメラで2回撮影するのも手間がかかり、現実的でない。
カメラにWi-Fiが搭載されていればスマホに画像を転送できるが、どちらかといえばコンデジ向けの機能で、対応している一眼レフ・ミラーレスは少ない。また、Wi-Fi機能を備えたSDカードを利用する手もある。撮影した端からスマホで画像を閲覧できるのが魅力だが、カメラのバッテリーを消費してしまうのがネック。データ転送速度も遅めで、高画質写真だとレスポンスが遅くなるというデメリットもある。
そこで活躍するのが、Wi-Fi SDカードリーダー。カメラから取り出したSDカードをセットして、スマホからWi-Fiで接続、データを読み書きするデバイスだ。4~5年前に登場した製品だが、「REX-WIFISD1H」はMIMOに対応し高速化しているのが特徴。本体サイズは104×67×14mm、重量は約106gで、ボディカラーはホワイトのみ。2.4GHz帯802.11nの無線LAN機能やNFC機能を備え、3000mAhのバッテリーを内蔵している。
スマホとの接続には専用アプリを利用する。App StoreやGoogle Playで「WiDrawer3」と検索してインストールしよう。NFCに対応している端末ならNFCタグにタッチするだけでOK。NFCが利用できない場合は、「WiDrawer3」アプリでQRコードを撮影して接続する。iPhoneの場合は、プロファイルのインストールも必要だ。その後、「REX-WIFISD1H」の背面に記載されているSSIDに接続すればいい。暗号化キーも記載されている。
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