第3のOSの中でも一大勢力を誇る
Firefox OS搭載スマホは各国で発売
AndroidとiOS以外のモバイルOSといえば、Windows PhoneやTizen、UbuntuなどもMWCでは出展していたが徐々に端末も増えて普及しつつあるのが「Firefox OS」を搭載したスマホだ。
MWCでは日本で発売された「Fx0」を含め、世界中のキャリアで発売されているモデルを展示していたので紹介しよう。
auからリリースされて話題に!
日本で発売された「Fx0」
ASCII.jpでも何度も記事にしている「Fx0」(関連記事)。日本で初めてのFirefox OS搭載スマホとしてauから昨年末にリリースされた。端末はLGエレクトロニクス製だ。
デザインはauケータイの「MEDIA SKIN」や「X-RAY」でも知られる吉岡徳仁氏が担当し、。Firefox OSの特徴である「オープン性」をイメージしたトランスルーセントが特徴。内部が丸見えなボディーは中身が見られることを前提にパーツやアンテナが配置されている。
また、新興国向けのエントリークラスが多かったFirefoxスマホだが、このFx0は4.7型(720×1280ドット)ディスプレー、1.2GHz動作のクアッドコアCPU、メモリーは1.5GB、内蔵ストレージは16GBとミドルクラスの実力になっている。サイズも約70×139×10.5mm、重さ148gと大きめ。
MWCの会場で展示されていたほかのFirefoxスマホと比べると、そのデザインとスペックで来場者の関心を一身に集めていた。
デュアルSIM搭載の格安スマホ
フィリピンの「Cherry Mobile Ace」
フィリピンのキャリア「Cherry Mobile」がリリースしている3.5型ディスプレーで23ドルという格安スマホ。2GのみだがデュアルSIMを搭載し、CPUは1GHz動作のシングルコア、カメラはリアが200万画素とエントリークラスのスペック。
ストリーミングを見たり、巨大な画像ファイルを表示するのは厳しいが、SNSを確認するくらいならちょうどいいサイズ感だ。メインにはできないが、サブとして持っておけば便利かもというレベル。
数々の小型スマホを生み出している
中国の「ALCATEL One Touch Fire E」
中国のスマホメーカー(ブランド)、ALCATEL One Touchといえば様々なコンパクトスマホを出していることでも知られ、最近ではイオンスマホにも採用された。こちらの「ALCATEL One Touch Fire E」は、ディスプレーが4.5型でCPUが1.2GHz動作のデュアルコアを採用するなど、ミドルクラスになっている。
ヨーロッパや中南米でリリースされており、Deutsche TelekomやTelefonica、MegaFonといったキャリアが採用している。
スペックがそこそこなので動作のカクつきも少なく、ハイエンドを求めなければ普通に使える端末だ。
手のひらに収まるサイズ!
中国「ALCATEL One Touch Pixi 3」
こちらはキャリア「Orange」から今後アフリカでリリースされる3.5型スマホ「ALCATEL One Touch Pixi 3」。ALCATEL One Touchのお家芸とも言える小型端末で、3G対応、CPUは1GHzのデュアルコア、200万画素のカメラなど、エントリークラスだ。
普段ファブレットばかり使っていると、もはやこのサイズが新鮮。こちらもCPUパワーを使うアプリを動かすには厳しいところだ。
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