「iPhone 6」&「iOS 8」全力徹底特集! 第39回
少し面倒ですが一度設定すればOKです
iPhone 6に変えたら「位置情報サービス」は必ず設定しよう!
2014年10月07日 17時00分更新
iPhoneに機種変更したら、「位置情報サービス」の利用条件ははじめに必ず設定しておきましょう。位置情報サービスはiPhone内部のGPSモジュールの利用条件に関する設定です。
GPSモジュールを利用する代表的なアプリが、「地図」です。位置情報サービスを有効にしていないと、コンパスが使えないので現在地を測定できません。
「位置情報サービス」は「設定」→「プライバシー」の1番上です。ところがグレーになっていて、変更ない場合があります。これは「機能制限」によるものです。(変更できる場合は、ここでオンにすれば位置情報が使えるようになります)
「機能制限」は「設定」→「一般」のなかばにあります。「位置情報サービス」に関する設定は「機能制限」でも一番上です。ここで「変更を許可」をチェックし、位置情報サービスをオンにすればOK。アプリごとに「許可しない」「使用中のみ」「常に」の3つから使用条件を選べるので、アプリごとに設定しておきましょう。
「常に」は「バックグラウンドで動いていても、アプリは位置情報を使える」ということなので、基本的にはアプリを使っている間のみ位置情報を利用する「使用中のみ」、天気予報などリアルタイムで情報が更新されていることが望まれるアプリは、「常に」にするといいと思います。
位置情報を使う必要がないアプリに関しては基本的には「許可しない」にしておくのが安全ですが、たとえば「App Store」は位置情報を使えるようにしたときのみ「近くで人気」という機能が使えるようになります。アプリごとに位置情報を利用して使えるようになる機能が異なるので、「どの機能に位置情報を使うのか」「その機能を使いたいのか」検討した上で、1つ1つ設定していきましょう。
注意しておきたいのは、「カメラ」やSNS系のアプリ。「カメラ」で位置情報が有効になっていると、写真を撮った際に位置情報がExifに付与されます。ネットにそのまま投稿すると、写真から自宅の場所や現在地が分かってしまうということです。特に位置情報を使う必要がなければ、オフにしておきましょう。(写真を撮った場所ごとにソートできたりと、魅力もあるのですが……)
SNS系のアプリも同様で、「どこから投稿しているのか」という位置情報の付与がアプリ内で可能になるので、「自分の詳細な位置情報はSNSに投稿したくないよ」という場合は「許可しない」にしておきましょう。(こちらも旅行時など、使えるならではの良さもあるのですが……)
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