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「iPhone 6」&「iOS 8」全力徹底特集! 第46回

2通りの設定方法を紹介!

iPhone 6/6 PlusでGmail、どうやって使うの?

2014年10月14日 17時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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 皆さん、iPhoneでは様々なメールサービスを利用するかと思います。ここでは、その中でも利用者が多いと思われるGmailの設定方法を紹介します。

iPhoneでGmailを使ってみよう
「Gmail」アプリを利用する場合

 iPhoneでのGmail、使い方は大きく分けて、2通りあります。まずはGoogle公式の「Gmail」アプリを利用する方法を見ていきます。(10月10日時点で、iPhone 6の解像度にもきっちり最適化されています!)

 まずApp Storeから「Gmail」をダウンロード・インストールし、ログイン画面にメールアドレスとパスワードを入力。「ログイン」をタップします。初回起動時、「通知」へのアクセスを求めるダイアログが表示されます。リアルタイム通知は便利なので、「許可」にしておくといいと思います。

 チュートリアル的なものが表示されます。「受信トレイを開く」でスルーしてもOKです。

 受信トレイが開きました。続いて通知に関する設定をします。左上のメニューを表示し、歯車のアイコンをタップ。

 通知はデフォルトでは「メインのみ」になっていますが、「すべての新着メール」を通知されることも可能です。「メインのみ」にすると重要度の高いメールが通知されるようになります。また、「なし」も可能です。ちなみにGoogleが公表している重要なメールの定義は以下の通りです。

  • よくメールする相手: よく田中さんとメールしていると、田中さんからのメールは重要だと判別される可能性が高くなります。
  • 閲覧したメール: 閲覧したメールは、閲覧しなかったメールよりも重要だと判別される可能性が高くなります。
  • 興味のあるキーワード: いつもサッカーに関するメールを閲覧していると、サッカーに関する語句が含まれる新着メールは重要だと判別される可能性が高くなります。
  • 返信したメール: 母親からのメールには必ず返信していると、母親からのメールは重要だと判別される可能性が高くなります。
  • 最近のスター、アーカイブ、削除の使用状況: スターを付けたメールは、閲覧せずにアーカイブしたメールよりも重要だと判別される可能性が高くなります。

 バッテリーの消費量にもかかわってきますので、お好みで設定しましょう。

 通知はこのように表示されます。他のアプリ同様、バナーだけでなくダイアログを表示させたり、バッジのみ表示させたりすることも可能です。「設定」→「通知」→「Gmail」からお好みで設定しましょう。

標準の「メール」アプリを使う場合

 iOS標準の「メール」でもGmail利用できます。「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「アカウントを追加」と進みます。

 名前、メールアドレス、パスワードをそれぞれ入力します。「説明」の部分は自動で「Gmail」と入りますが、たとえば「ジーメール」「仕事用」など、任意で設定可能です。説明は、メールアプリの受信トレイなどに反映されます。

 無事認証されれば、チェックが入り上の画像のように表示されます。gooleアカウントに紐づいた連絡先やカレンダーなど、同期したい項目がある場合は、スイッチをオンにしましょう。「iPhoneではGmailメールしか使わないよ」という場合はメールのみオンになっていればOKです。

 「Gmail」というアカウントが追加されました。メールを開くと反映されているはずです。

 「設定」→「通知」→「メール」→「Gmail(説明を変更した場合は入力した文字列)」と進むと、メールアプリでのGmailの通知に関する設定が可能です。

で、どっちの方法で使えばいいの?

 どちらも大して違いがなさそうに見えますが、大きく違うのは「通知」に関する部分です。「Gmail」アプリを利用した場合はプッシュで通知してくれます。しかし、「Gmailを使う場合だけGmailアプリを開くのはわずらわしい」と感じる方もいると思います。

 「メール」を使えば他のメールサービスと一括して管理できるメリットがありますが、リアルタイムでは通知してくれず、「フェッチ」もしくは「手動」での受信となります。(「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」から設定できます。)

 仕事用や頻繁に利用するアドレスで、キャリアメールやiCloudのメール同様リアルタイムで通知してほしい場合は「Gmail」を使い、主にほかのサービスを使う際のアカウント用など、それほどリアルタイム通知の必要性がない場合は、「メール」を使って一元管理するといいと思います。

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