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マイクロソフト・トゥディ 第104回

マイクロソフト激動の1ヵ月—トランスフォーメーションを加速

2014年07月31日 11時00分更新

文● 大河原克行

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2014年度業績、Windows再統合

 続けて7月22日(米国時間)には、2014年度業績を発表。第4四半期業績では、法人向けクラウドの収益が前年同期比147%増と、約2.5倍の成長になったことなどを公表。さらにマイクロソフトは、現在分かれているWindows OSを、次期Windowsにおいて統合する計画を明らかにしてみせた。

1万2000人以上が参加した社員総会「MGX」

 その翌日には、米アトランタで、マイクロソフトの社員総会「MGX」(マイクロソフト・グローバル・エクスチェンジ)が開催。日本マイクロソフトの354人の社員をはじめ、全世界から1万2000人以上が参加した。ナデラ氏をはじめとする幹部から、2015年度の方向性や事業目標などが3日間のセッションを通じて細かく示されたという。

 日本マイクロソフトの参加者によると、「すべての講演者が、トランスフォーメーションという言葉を使っていた」というように、全社一丸となって「変革」に取り組む姿勢が共有されたのが、今回のMGXの特徴だったという。

技術者を対象にした「//oneweek」、
「Imagine Cup」も連動

 MGXは、主にマーケティング、営業、製品担当者などを対象にしたものであるが、7月最終週となる今週は、技術者を対象にした「//oneweek」をシアトルで開催中だ。ここでも同社幹部から、技術者に対してマイクロソフトの変革についての説明が行なわれている。

 //oneweekの開催中には、同じくシアトルで、学生を対象にした技術コンテンスト「Imagine Cup」が開催されており、初めて//oneweekとImagine Cupが連動した活動が行なわれている点も見逃せない。

7月28日に日本マイクロソフト本社で行なわれたImagine Cup日本代表チームの壮行会の様子

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