このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第6回

情報を一極集中管理できるiOS版「Evernote」を徹底解説

2012年12月11日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ページカメラで書類を取り込む
有料版ならJPEGとPDFファイルのOCR処理もできる

 Evernoteは、文書や名刺、領収書などを撮影し、取り込む機能を備えている。しかも、EvernoteのサーバーでOCR処理を行ない、画像内の文字列を検索可能にしてくれる。無料版ならJPEG、有料版のプレミアムアカウントならJPEGとPDFファイルのOCR処理が可能だ。

カメラアイコンをタップ

書類や名刺を撮影する

新しいノートとして登録できた

Evernoteに同期されてしばらく待つと、画像内の文字列を検索できる

無料版だと月間60MB分しかアップロードできないので
転送容量はチェック!

 無料アカウントでは月間60MB分のデータしかアップロードできない。テキストだけなら自由に利用できるが、写真を添付するなら枚数が限られてくる。月の最初にたくさんアップロードすると月末が苦しくなるので、転送容量は時々チェックしておこう。Evernoteを使いこなすようになれば、60MBでは足りなくなるので、プレミアムアカウントにアップグレードしよう。月額450円もしくは年間3900円と安いのでお勧めだ。

左上のアカウント名をタップする

アカウントの種類や月間のデータ転送量などを確認できる

下にスクロールすると、キャッシュを削除したり、現在の許容量の残り日数などを確認できる

プレミアム会員の画面では、特典を確認したり、申し込みが可能。希望する支払いコースをタップする

購入の確認を行なう。Evernoteは期間ごとに自動更新されるので、課金を止めるにはコースを変更する必要がある

 以上が、情報集約型クラウドサービスの決定版「Evernote」の説明書となる。とりあえずアカウントは作ったが放置しているという人も、再デビューしてみてほしい。圧倒的に使いやすくなっており、サクサク操作できる。ノートブックやタグなどは設定しなくても構わない。まずは、メモ置き場として使い始めてみよう。


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。


前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン