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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第13回

スマートフォン+ウェアラブルで自分のビッグデータを作る

2013年01月20日 12時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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2013年はiPhoneと連携してライフログを記録する「Jawbone UP」を使い始めました

 2013年、皆さんは何をスタートさせましたか? 一年の計は元旦にありといわれ、「英語の点数の目標を達成する」「起業する」「転職する」といった仕事上の目標や人生の転機に対するものもあれば、「今年は毎日ブログを書く」「ダイエットする」といった習慣になる目標もあるでしょう。半月が過ぎましたが、皆さん続いているでしょうか?

元旦から急に新しい習慣って身につくもの?
続けることを目標にしても楽しくない

 個人的には元旦に決めたことをスタートさせて、半月が過ぎて、早くも続かなくなってしまっても、諦めなくて良いのではないかと思っています。長年続けていくような習慣が、暦が切り替わった瞬間から身につく方が不自然だと思うからです。もちろん「絶対やるんだ!」と決めてストイックに取り組めば、結果を早く手に入れることができると思いますが、ものぐさな筆者にとって「続けること」を目標にしてもなかなか楽しくなりません。

 そこで便利な目標の立て方は数値目標です。

 何かを続けるではなく、この数字を達成するという目標を立てることで、そこにフォーカスして進んでいくことができるようになります。数値目標が便利なのは、もし目標が達成できたら、その数字を変化させて、新たな目標を立てることができるようになるからです。たとえば1日1本ブログを書く、という目標が定着したら、1日2本に増やす、といった具合です。

 数字を達成することに対して効率的な手法を常に採る、というアプローチは、エリック・リース氏の「リーン・スタートアップ」の基本的な戦略です。起業後に、持続可能なビジネスに成長させるために必要な数字を達成するように努め、上手くいけば次の戦略を、上手くいかなければ目標や手法などを見直します。このアイディアは、企業だけでなく、個人の成長や目標達成にも有効だと思います。

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