クラウドサービスで人気を集めるEvernoteが9月27日、「Evernote Market」をオープンした。
Evernote Marketは、同社とパートナー企業・デザイナーとのコラボレーション商品を販売するネットショップ。CEOのフィル・リービン氏は、「ユーザーが豊かに暮らす為の手伝い」は「アプリに限らない」と考え、オープンに至ったとコメントする。
「Everonote クラシックノートブック」「Jot Script Evernote Edition スタイラスペン」「Evernote スリムウォレット」「Evernote ひらく PCバッグ」「Rhine New Flat Backpack for Evernote」など、同社のシンボルカラーでもあるライムグリーンをアクセントにした商品を中心に、全15商品がラインアップされた。
合わせて、3MおよびPFUとの提携も発表。具体的には、Evernoteがバージョンアップ(バージョン7.0.1)し、「ポスト・イット ノート カメラ」機能を搭載。ポスト・イットを撮影すると、デジタル保存される。なお、ポスト・イット ノート カメラが利用できるのはiOS版のみ。
コラボレーション商品として、「Evernote ポスト・イット用デスクトップディスペンサー」2種類と、Evernoteブランドのポスト・イットパック3タイプも発売する。(ポスト・イット ノート カメラ機能自体は、通常のポスト・イットでも利用可能)パックには、「Evernoteプレミアム」の会員権1ヵ月分が付属する。デスクトップディスペンサーは10月に発売の予定。パック3タイプの国内販売については、後日発表するとのこと。
PFUとは、「ScanSnap Evernote Edition」を共同開発。同社のドキュメントスキャナー「ScanSnap」と、「Evernoteの整理・同期機能を統合」したものだという。
機能としては、名刺やレシート、資料、写真など、「あらゆる紙」のスキャンに対応。ボタンを一度押下するごとに、25枚までの原稿を両面スキャンできる。スキャンした資料は「1分以内に」Everonoteに取り込み、資料の種類まで自動で判別するとしている。
カラーには、本モデルオリジナルの「カスタムグレー」を採用した。価格は4万9800円。Evernoteプレミアムの会員権1年分が付属する。10月下旬に発売。