8月24日(米国時間)、米Evernoteは小・中規模ビジネス向けの新サービス「Evernote Business」を発表した。
Evernote BusinessはEvernoteのメイン機能を元に設計されており、小・中規模ビジネスでの共同作業や効率的なアイデア交換を促す機能を搭載。小・中規模ビジネスに最適化された形で、あらゆる端末間の情報を簡単に記録・同期・検索できる機能を提供することを目指したという。
具体的には、現行の有料サービスである「Evernote プレミアム」が持つ、制限の少ないアップロード容量、オフラインアクセスや高度な検索などの機能に加え、以下の機能を提供する。
- 【パワフルな共有機能】全社員で共有可能なノートブックのディレクトリを作成でき、社員は簡単に社内のメンバーと共有・共同作業ができる。
- 【管理者用機能】企業などの管理者は管理者用機能によって、会社全体のユーザーアクセスや権限を簡単に確認・管理できる
- 【会社のデータは会社が所有】指定したビジネスノートブックに入っているデータを会社が所有するような設定が可能となる一方で、個人のノートブックに入っているデータを個人のものに切り分けることができる
- 【専任サポート】専任のカスタマーマネージャが、Evernote Business関連のニーズに迅速に応える
- 【簡単な設定手続】会社全体がEvernote Businessをスムーズに使い始められるよう、複数の方法を用意
- 【シンプルな請求】会社全体の利用料金をまとめて、クレジットカードか請求による一括払いが行なえる
Evernote Businessは、2012年12月から1ユーザーあたり10ドルで提供される予定。