ページカメラで書類を取り込む
有料版ならJPEGとPDFファイルのOCR処理もできる
Evernoteは、文書や名刺、領収書などを撮影し、取り込む機能を備えている。しかも、EvernoteのサーバーでOCR処理を行ない、画像内の文字列を検索可能にしてくれる。無料版ならJPEG、有料版のプレミアムアカウントならJPEGとPDFファイルのOCR処理が可能だ。
無料版だと月間60MB分しかアップロードできないので
転送容量はチェック!
無料アカウントでは月間60MB分のデータしかアップロードできない。テキストだけなら自由に利用できるが、写真を添付するなら枚数が限られてくる。月の最初にたくさんアップロードすると月末が苦しくなるので、転送容量は時々チェックしておこう。Evernoteを使いこなすようになれば、60MBでは足りなくなるので、プレミアムアカウントにアップグレードしよう。月額450円もしくは年間3900円と安いのでお勧めだ。
以上が、情報集約型クラウドサービスの決定版「Evernote」の説明書となる。とりあえずアカウントは作ったが放置しているという人も、再デビューしてみてほしい。圧倒的に使いやすくなっており、サクサク操作できる。ノートブックやタグなどは設定しなくても構わない。まずは、メモ置き場として使い始めてみよう。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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