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2年連続の女王戴冠なるか? 5年目のミクGTプロジェクト 第32回

現役F1&GTドライバーたちとGSRカート大会でガチバトル!

2012年08月15日 18時00分更新

文● 末岡大祐/電アスレース部

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全員初体験の新東京サーキット
どんな戦いができるのか!?

 全員が新東京サーキットを初めて走るのだが、イイヅカはカート2回目、BUBBLE-B氏も3回目とのことで経験不足は否めない。にょろり氏はレーシングスーツやヘルメットでフル装備で見た目は速そうだ。まずは練習走行でそれぞれが5周ほど走る……予定だったのだが、ドライバーズミーティング中に突如豪雨が振り出した。不安になる電アスレース部一同。今日は雨男のサクマがコミケに行っているので安心しきっていたのだが。まさか、千葉に念を送っているのでは……、と話し合っていると雨は止み、練習走行前にはすっかり天候が回復した。

突然の土砂降り。ひとりコミケに向かったサクマの怨念か……

スエオカはヘルメットを電車の中に置き忘れて紛失という失態を犯したため、前日の夜にドンキホーテでジェットヘルメットを購入した

路面が乾く前に1時間の練習走行がスタート

免許は取れていないが、カート経験だけは豊富になってきたニッシー

 しかし、路面はびしょ濡れ。筆者が最初に走ったのだが、アンダーステアとかそういうレベルじゃなく曲がらない。ハンドルを切っているのに真っ直ぐに進んでしまうのだ。びしょ濡れの路面をスリックタイヤで走る恐ろしさを身をもって思い知らされた。筆者の走行が終わったあたりから路面も乾き始め、電アスレース部のメンバーも次々に練習する。時間が余ったので、筆者もドライ路面を走らせてもらった。左周りとはいえ、結構アクセル全開で行けるポイントが多いので、どれだけヘアピンからの立ち上がりで加速できるかがポイントだなと、したり顔でメンバーに語った。

途中で軽く乱入するだけのはずが、突如「GSRドリームチーム」を結成して参加することになったプロの方々

すでにグリッドの時点で敗色濃厚な予感

 レースは12時~15時までの3時間耐久レースで、9回のピットインが義務づけられる。電アスレース部の作戦としては、ひとり10周でピットに入ろうということになった。これまで、ピットインしたいのに次のドライバーがコースを見ていないという状態があったので、みんなできるだけコースを見ようぜ! と呼びかける。もちろん、他人様に迷惑をかけない、怪我しない、いのちだいじにの3原則は最低限である。

スタートしたはいいが、このスタートラインを通過する時点ですでに置いていかれている。苦しい戦いだ

 レースのスタートドライバーは筆者が担当。スタンディングスタートなので、ライトが消えたらレース開始である。相変わらずくじ運が悪かったので、午前中に行なわれたグリッド&マシン決めのくじ引きで20番を引いてしまい、21台中20番手からのスタートになってしまった。しかし、スタートはドンピシャのタイミングで会心のロケットスタート! と思いきや、マシンが全然加速しない。最初は前に追いつくかと思われたが、1コーナーに入る前に後ろにも抜かれてビリになるという屈辱! 2コーナーくらいからはすっかり一人旅であった。レンタルカートはマシンの個体差があるため、いわゆるハズレを引いてしまうと、どうにもならないのである(と、マシンのせいにした)。

 バトル相手もいないので、ひたすらラインを試行錯誤して周回する。なんとか前を走る1台を抜いたところでピットイン。ニッシーにバトンを渡した。走行順は筆者、ニッシー、イイヅカ、BUBBLE-B氏、YK3、にょろり氏の順だが、途中で筆者が取材に出かけたため、バラバラになってしまった。

久々にカート乗ったけど、楽しいね。熱いし疲れたけど! とYK3

ドライビングプレジャーを感じられたらしいBUBBLE-B氏

家族連れで来ていたイイヅカだが、奥さんと子供は東京ドイツ村に行ってしまったので孤独に走った

決して自分の順位で泣きそうなワケではなく、西日が眩しいだけのスエオカ。※写真:安田 剛

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