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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第27回

auとドコモの健康&スポーツサービスはどう違う?

2010年07月26日 18時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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i Bodymoの機能 その1
記録範囲はスポーツから日々の些細な行動まで

 ケータイのサービスに限らず、この手のダイエットや健康管理は、機能が豊富だと使いづらくなりがちだが、「i Bodymo」はその心配がない。とにかくすべての機能が“手軽”だ。

 まずは運動関連の機能を見ていくと「ウォーキング」と「ジョギング」機能がある。内容自体は比較的スタンダードで、後述するauのサービスほど画面デザインに凝ってはいないものの同等の機能を搭載している。地図も見られるし、消費カロリーも計算する。歩数計搭載機種なら、日々の歩数も連携している。

 重要なのはウォーキングやジョギング以外の運動にも対応している点。まずケータイを持ちながら軽く運動ができる「体力チェック」。腕を上げる動作など、数秒で終わる運動が多い。誰でも簡単にできて、ちゃんと消費カロリーの計算もなされる。「体力テスト」という5つの体力チェックをする少しハードな機能もあるが、それでもせいぜいジャンプや腹筋の運動が入ってくるくらいだ。さらには草野球をしたときや、水泳、アウトドア(登山から釣りまで)、剣道や柔道といった武道まで消費カロリーを計算できる。

 また「生活行動」として日常の「掃除」「買物」「入浴」「子供と遊ぶ」「ペットの世話」といった活動まで、消費カロリーを計算してくれる。これらは検索欄にキーワードを入力するか、カテゴリーから選んで、活動した時間を入力するだけで、記録&カロリー計算が行なわれる。

「走る」「歩く」だけではなく、日常の健康管理をとにかく手軽にユーザーにしてもらおうという部分が見える、ドコモの「i Bodymo」

i Bodymoの機能 その2
食事はアバウトな入力でOK!

 「フードノート」では料理名を入力して、摂取カロリーを計算・記録。さらに食事の栄養バランスを考えたアドバイスやオススメ料理を教えてくれる。このときの料理名の入力だが「おにぎり」と「おむすび」など、いろんな呼び方に対応し、たとえば「カレー」と入力すれば「カレーライス」が表示されるが、そこからさらに具体的に何カレーと決めたり、カレーうどんやカレーピラフに修正したり、といったことが簡単にできる。最初に料理名の検索結果が出た段階で、一般的な料理とそのカロリーを表示しているので、そのままでもよいし、より細かく指定してもいいのだ。怠け者からマメな人まで幅広い入力に対応している。

 ダイエットやメタボ解消を考えると、スポーツだけでなく食事の記録は残したいもの。長い目で減量を考えている人にとっても、スポーツ以外のカロリー管理ができるのはメリットが大きいだろう。

かなり大まかな入力でもカロリー計算してくれる。健康のためには厳密にデータを管理するより、日々の習慣化が重要だ

i Bodymoの機能 その3
ゲーム! 特典! PCサイトを用意

 i Bodymoは歩数計と連携しているゲームを用意していて、さらに運動をすると貯まる「メダル」を、ゲーム内のアイテムと交換も可能。メダルは枚数によって他にも、新しいゲームやデコメ絵文字、待受画面と交換ができる。

 またPCサイトも用意していて(http://bodymo.jp/)、My docomo IDとパスワードでログインできる。カレンダーや各機能のグラフなどがシンプルにまとめられている。1月分のデータを確認するといったときに便利だが、データを出力できないのが痛い。出力ができるとサービスをやめたときも、データを残せるといったメリットがあるのだが……。

ゲームを通じて、情報入力をするモチベーションを高めてくれる。またデータはPCサイト上でまとめて見ることもできる

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