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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第57回

冬春モデルのシンプルケータイを徹底比較!

2011年03月07日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 時代の流れは完全にスマートフォンに移ったが、まだまだケータイのユーザーは多いはず。またスマートフォンとの2台持ち用としても、シンプルで使いやすい(ついでにお手頃な価格の)ケータイがどれか気になるだろう。そこで今回は冬春モデルのシンプルケータイ最新機種から6台をピックアップした。

ケータイ3社から2機種ずつチョイス

 今回用意したのは、NTTドコモから「P-01C」「L-01C」、auは「K007」「SH011」、ソフトバンクモバイルは「001SC」「001SH」の各2機種である。

ドコモ「P-01C」

ドコモ「L-01C」

au「K007」

au「SH011」

ソフトバンク「001SC」

ソフトバンク「001SH」

 新規一括で購入した場合の価格と主要スペックは以下のとおりだ。価格はNTTドコモがバリューコース、auがシンプルコース、ソフトバンクモバイルが新スーパーボーナスの新規一括の価格。そして“実質価格”と呼ばれる、毎月適用される月月割を考慮した場合の価格も記載した。

    ドコモ
「P-01C」
ドコモ
「L-01C」
au
「K007」
au
「SH011」
ソフトバンク「001SC」 ソフトバンク「001SH」
新規価格 約4万3000円 約2万9900円 約3万1500円 約3万6800円 2万3520円(実質0円) 2万3520円(実質0円)
サイズ 111×50
×10.4mm
109×50
×16.5mm
111×49
×13.9mm
111×50
×15.1mm
113×51
×11.7mm
102×50
×17.4mm
重さ 108g 128g 135g 128g 124g 95.8g
画面 3型 2.8型 3.1型 3.2型 2.8型 2.9型
解像度 240×427 240×400 480×854 480×854 240×400 240×400
カメラ 510万画素 510万画素 808万画素 957万画素 320万画素 320万画素
ワンセグ ×
FeliCa × × ×
GPS × × × ×
防水 × ×

 まず価格を見ると、スペック的にエントリクラスということもあってソフトバンクの2機種は月月割を加味しない場合でも安い。auはどちらも3万円台、ドコモは4万円台と3万円弱。とはいえ、春商戦期はさまざまなキャンペーンや割引販売を期待できるから、この表よりさらに安く入手できる可能性は高い。

 機能を見ると、auの2機種は全体的にスペックが高い。機能も主要ケータイサービスに対応している。つまり店頭で安く買えるのであれば、お得度はさらに高くなるという見方ができる。ドコモはそれに次いで機能が充実している。

 さて、価格で選ぶべきか機能で選ぶべきか、もっと細かく、使い勝手も含めて見ていこう。

6台のボタンを比較してみる

 まずは6機種の外観。どのケータイも普通の折りたたみ型だ。6台とも大きなテンキーを搭載しているのだが、特に目をひくのはソフトバンクの001SC。楕円の形をしたテンキーでキー間隔も広くなっており、比較的押しやすい。

 ドコモの2機種はau/ソフトバンクの4機種と比較するとキーは小さめで、テンキーが配置されている範囲も狭い。ただしキーレスポンスが良い。特にL-01Cのキーレスポンスがよかったのがうれしい。L-03BやL-04Bなど、最近のLGはドコモのエントリモデルを担っている感があるが、従来モデルにあったレスポンスの遅さはない。

ドコモ2機種のキーがやや小さめ

 ソフトバンクの001SHもかなりサクサク動く。逆にキーレスポンスが若干重いように感じたのはauのK007。とはいえあくまで押し心地を比較してそう感じたというだけで、実際に使っていてそれほど気になるほどではない。

 また厚さを見てもらうとわかるが、そもそも全体的に薄い機種が多い。一番厚いのは17.4mmの001SHだが、持って見ても普通のケータイという印象までだ。やや大振りに感じたのが001SCで、スペック上ではほんの1~2mmの差なのだが、他の機種と一緒に持ち比べるとそう思った。もっとも厚さはP-01Cに次ぐ11.7mmだ。

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