ケータイにはさまざまなオプション商品が用意されている。しかし量販店で見られる多くはサードパーティー製だ。ケータイ各社のカタログに載っている「純正品」は各社のキャリアショップや公式のオンラインショップでしか入手できないのが普通だ。この純正オプション、一体なにが違うのだろうか?
ドコモとauで
純正オプションをいろいろ集めてみた
今回はドコモとauの純正オプションを集めてみた。それが以下の製品だ。
●ドコモ「FOMA補助充電アダプタ01」
●ドコモ「FOMA乾電池アダプタ」
●ドコモ「FOMA充電機能付USB接続ケーブル02」
●ドコモ「ワイヤレスイヤホンセット02」
●ドコモ「外部接続端子用イヤホン変換アダプタ01」
●au「ポータブル充電器」
●au「外部接続端子用イヤホン変換アダプタ01」
まず共通しているメリットは「正式な動作確認が済んでいる」点。ケータイ会社が新旧ケータイで確認しているので安心して使うことができる。サードパーティー製では最新の機種に対応しているのかどうか、情報が更新されていなかったり、または動作確認が済んでいない機種がたくさんある、なんてこともある。
しかし使い勝手や価格はどうだろうか? それぞれどんな使い方ができるのか見ていこう。
繰り返し充電して使える
ドコモ「FOMA補助充電アダプタ01」 価格:2400円
持ち運び可能な充電アダプターだ。リチウムイオンバッテリを内蔵しており、このアダプター自体もドコモのACアダプターから充電できるという仕組みとなっている。
「Check」ボタンとインフォメーションランプで、バッテリの残量を示し、15%未満だとランプが点滅する。小さくて使いやすい。ちなみにドコモプレミアクラブに入っていれば、「電池パック安心サポート」により、2011年6月30日までは同一端末を1年以上利用していることでドコモポイント500ポイントで、2年以上であれば無料で手に入る(ちなみに電池パックとの選択が可能)。この程度のポイントは比較的すぐに貯まるので、もらっておいて損はない。
なお、スマートフォン用には別途「FOMA補助充電アダプタ02」(約3500円)も販売されている。こちらはUSB端子も用意されており、通常のケータイとスマートフォンのどちらにも対応する。
乾電池があればいつでもOK!
ドコモ「FOMA乾電池アダプタ」 価格:1995円
こちらも携帯式の充電アダプターだが、単三乾電池4本でケータイを充電できる。サイズは「FOMA補助充電アダプタ01」よりも大きめ。また、電池を入れるので当然重くなる。しかしリチウムバッテリ型だと充電忘れがあると使えないのに対し、こちらはとりあえず乾電池さえ入手できればすぐ使える、という点で有利だ。同様のものは100円ショップやコンビニなどでいくらでも存在するが、正式対応というのが最大のメリットか。
パソコンを使って充電するならコレ
ドコモ「FOMA充電機能付USB接続ケーブル02」 価格:1890円
こちらはパソコンとケータイを接続するUSBケーブル。アドレス帳の編集/バックアップやデータ通信のほか、充電も可能で「CHARGE」スイッチをONにすると充電が始まる。ケーブル全体の長さは50cm弱。お値段はサードパーティ製より高価だが、純正品であることと、充電機能のオンオフをスイッチで切り替えられる点がメリットと言える。
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