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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第52回

あのデジカメブランドがケータイに! LUMIX Phoneを試す

2011年01月31日 18時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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 前回の「L-03C」に続き(関連記事)、今回もコンデジスタイルのカメラケータイ「LUMIX Phone P-03C」を紹介する。こちらはケータイ機能も充実しており、スライド型スタイルでテンキーとタッチパネルの両方で操作できる。従来型ケータイの操作と新しい操作が融合するなど、満を持して投入された“LUMIX”の名がつくケータイの実力をチェックした。

使ってみるとわかる絶妙なデザイン

基本はスライド型の「P-03C」

 P-03Cのデザインはレンズやフラッシュの位置、シャッターキー、ストラップホールの位置まで工夫されている。

 まず撮影中にレンズやフラッシュに指が被らないような配置になっている。また大きなストラップをしていた場合でも、ストラップホールは下に位置するので、横画面で撮影する限り、レンズに被ることも操作する手の邪魔になることもない。

 バッテリカバーは背面全体が外れる。microSDカードはこのとき装着できるので、バッテリまで外す必要はない。またバッテリに電池ストッパーがあるのもちょっと珍しい。カバーを外したときに何かの拍子でバッテリー外れることを防いでくれる。

 クローズ時にキーロックがかかっても、スライドするだけでロックは解除できる(センターキー長押しでもいい)。また、シャッターキーの長押しでもロック状態からカメラが起動する。だからシャッターチャンスが生まれたときに、ロックの解除という手間がひとつ減っているのだ。

ストラップホールは本体下部にあるので、撮影時に邪魔にならない。またカバーを開けばすぐにメモリカードにアクセスできる

 また正面のテンキーは指が動かしやすい。スライド型ケータイは一般的に操作が窮屈になりがちだが、P-03Cでは問題がない。スピードセレクターのカーソルキーの位置もちょうどいいと感じた。本体のサイズは若干長く感じるが、実はそれほど重いわけではない(約141g)。

ロック状態からもシャッターキーの長押しで、即カメラとして使えるので、シャッターチャンスを逃さない

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