ソニー(株)が2月16日に発表した新VAIO Zは、「究極のモバイル」をコンセプトにした高性能モバイルノートPCだ。2008年7月の登場以来初めてフルモデルチェンジを行い、さらに薄型・軽量にしただけでなく、CPUとして最新のCore i7/i5を採用するなど最新仕様にアップグレードしている。
フルモデルチェンジした新VAIO Zの特徴は、最大4台のSSDをRAID0構成で接続した際に得られる圧倒的なアクセス速度だ。OSやアプリケーションの高速起動や、もたつきのないキビキビとした操作感がウリ。価格も2台のSSDでRAID0構成を組んだ場合で18万4300円からと、高いコストパフォーマンス。ビジネス用途でも使いたいユーザーは多いだろう。
今回は、VAIO Zの性能を計測しつつ、ビジネス用途での使い勝手、そしてビジネスPCである以上、トラブル時の金銭負担と業務停止時間対策は重要なのでサポートについても見ていきたい。

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