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いま旬のビジネスPC 第5回

キビキビ動作で長時間駆動&手厚いサポート体制を実現

VAIO ZをビジネスPCとして試す

2010年05月10日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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法人向けならではの保証制度

 VAIOシリーズには2種類の「長期保証サービス」がある。ひとつは自然故障などであれば無償で修理を行ってくれる「3年ベーシック」で、もうひとつは、PCを落としたり、火災、水濡れ、水害、落雷など偶然の事故による故障が発生したりした場合も保障をうけられる「3年ワイド」だ。

 しかし法人向けVAIOシリーズでは個人向けとは異なり、さらに連絡した翌営業日に出張修理に来てくれる「オンサイトサービス」を「長期保証サービス」に付加することができる。

 3年ベーシックにオンサイトサービスを付加した場合の価格はプラス2万9700円で、3年ワイドではプラス4万5450円となる。


企業導入にも柔軟に対応する充実のサポートを提供

 VAIOシリーズでは、法人向けのさまざまなサポートサービスを用意しているのも特徴だ。代表的なものに、企業でPCを新規導入する際に手間となる各種設定を代行した上で納品してくれる「キッティングサービス」がある。

 具体的には、ユーザー企業にてオリジナルのマスターイメージを、各PCに展開してくれる「クローニング」、OSやIPアドレスなどクライアントPCの初期設定、資産管理ラベルの代行印字と張り付けなどのサービスを提供している。

キッティングサービスのメニューと料金
メニュー 料金(1台) 概要
基本料金 3200円 作業にあたっての送料を含む基本料金
マスターイメージのコピー 1600円 ユーザー企業で作成したマスターイメージを各PCに展開
メモリー増設 500円 メモリーは別途用意
Windowsクライアント設定 900円 コンピューター名やIPアドレス設定などを代行
ユーザーアカウントの追加/削除 900円 ユーザーアカウントの追加と削除を代行
Microsoft Office 導入 900円 ソフトウェア費用は別途負担
メールソフトの設定 1500円 OutlookExpressなどの設定を代行
VirusSoftの導入 1500円 セキュリティソフトのインストールを代行
プリンタードライバの追加/設定変更 1500円 プリンタードライバーの追加と設定を代行

 そのほかにも復旧用DVD作成やBIOS設定、ネットワーク詳細設定、資産管理ラベル作成・張付、商品月次保管管理、不要付属品の処理などのメニューもあり、価格は応相談となる。


導入後も安心

 VAIOを導入後も、メモリーの増設やOSのアップグレードといった作業を1台から訪問対応してくれるオンサイトメニューも用意している。

 対応するのは下記の4つのメニューとなる。

  • メモリー増設サービス
  • 廃棄時 HDD取り外しサービス
  • 既存PCのデータ移行と古いデータの削除
  • OSアップグレード

 また、「OSアップグレード」に関しては、Windows XPにダウングレードしたVAIOをWindows 7/Vistaに戻す作業も含まれる。それぞれのメニューの料金は共通で、1台の場合は1万5750円、5台なら4万9350円、20台であれば17万5350円となる。さらに、土日の作業にも対応しているため、業務停止時間を最小限に抑えられるのもポイントだろう。

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