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CTOモデルはCore i7+13.1型フルHD液晶も!

Core i+SSD RAID+WiMAX搭載の新VAIO Zなどが発表

2010年02月16日 14時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 ソニーは16日、VAIOシリーズのノートパソコン「VAIO Z」「VAIO E」などの新製品を発表した。特にVAIO Zは、インテルの「Core i7/5」シリーズを搭載のほか、SSD RAIDやWiMAXを標準搭載するなど、非常に強力なモバイルノートパソコンとなっている。

 製品紹介と合わせて、試作機によるフォトレビューをお届けしよう。なお、開発者インタビューを後日掲載の予定である。こちらも楽しみにしていただきたい。


13.1型・1.36kgに最高の性能を備えたモバイルノート

VPCZ119FJ/S

VAIO Zの店頭販売モデル「VPCZ119FJ/S」

 VAIO Zシリーズは2008年7月に登場した、「持ち歩ける書斎」をコンセプトにした高性能モバイルノートである。13.1型ディスプレー・1.3kg台の薄型軽量ボディーに、デスクトップ並みのCore 2 Duoプロセッサーと独立GPUのGeForce 9300Mを搭載するなど、モバイルノートでありながらデスクトップと遜色ない高性能を追求した製品として話題を呼んだ。

 特に、CTO方式で販売されるVAIO OWNER MADEモデル(VOMモデル)では、クラス最高の解像度となった1600×900ドットの液晶ディスプレーを選択できたり、当時はまだ高価だったSSDをRAID 0構成で搭載してHDDをはるかにしのぐ性能を叩き出すなど、高性能なデスクトップ顔負けの構成を実現した。新しいVAIO Zシリーズも、高性能とモビリティーの両立を追求したうえで、さらなる高性能を実現した製品となっている。

 VAIO Zのデザインは、パネルを閉じた時に「2枚の板」を連想させる形状をしている。特にボディーの上部は、アルミの1枚板を切削加工で削りだして作ることにより、強度の確保と金属の質感を両立した。

切削加工前のアルミ板

切削加工前のアルミ板。この状態では完成後の本体より重いほど

加工後のアルミ板

加工後のアルミ板。キーや各種ボタンの穴、写真では見えないがバッテリー収納部の窪みなども削りだされている。パームレスト部分が大きく空いているのは、タッチパッドやFeliCaリーダーなどが入るため

金属の質感を生かしたボディー上部

金属の質感を生かしたボディー上部。表面にはヘアライン加工も施されている

シリンダー部周囲の形状

上面は完全なフラットではなく、シリンダー形状の部分がゆるやかにふくらんでいる。エッジの鋭さも高級感を引き立てている

旧機種(左)と比較して

旧機種(VGN-Zシリーズ、左)と比較して。サイズはほぼ同等だが、色以外の各部もかなりイメージが異なる

旧機種と比較。天板側

写真ではやや新機種の方が大きめに見えるかもしれないが、フットプリントは等しい。パネルの四隅が鋭角になっている

側面から見ると、デザインの違いがよくわかる

側面から見ると、デザインの違いがよくわかる。新機種の「2枚の板」が薄さとシャープさを演出している

厚さはわずかに新機種の方が薄い

旧機種はセンター上下にメモリーカードスロットが並んでいたが、新機種では横並びで左側に配置された。厚さはわずか(0.3mm)に新機種の方が薄い

週刊アスキーと重ねて

週刊アスキーと重ねて。幅がやや広いワイドボディー

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