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いま旬のビジネスPC 第5回

キビキビ動作で長時間駆動&手厚いサポート体制を実現

VAIO ZをビジネスPCとして試す

2010年05月10日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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法人向けVAIO Zを用意

 法人向けのVAIO Zでは、ユーザー企業のシステム環境が最新OSのWindows 7に対応していない場合に備えて、Windows XP Proへのダウングレード代行インストールサービスを行ってくれる「VPCZ11AVJ」というモデルも用意している。

 Windows 7 Professional 64bit版のダウングレード権を行使しているため、将来的に環境が変化すれば最新OSに戻せる。

 また、VAIOオリジナルソフトウェアの有無も無料で選択可能になっている。VAIOオリジナルソフトウェアとはVAIO Zの場合下記の4つのソフトウェアのことを指す。ただし、Windows 7向けに作られているため、プリインストールOSがWindows XP Proとなる「VPCZ11AVJ」では非搭載となる。

PMB VAIO Edition
 写真やビデオの取り込みと管理・閲覧ができる
Media Gallery
 PC内部の写真やビデオ、音楽の中からおすすめコンテンツを表示再生できる
VAIO Media plus
 家庭内ネットワーク内のPCにある動画や音楽などのコンテンツを検索して一覧表示できる
VAIO Care
 VAIOを最適な状態に保つため、定期的なパフォーマンスチェックとレジストリのクリーンアップなどの自己修復を行ってくれる

 これらのソフトウェアは非搭載にしても、PCのハードウェア機能の一部が無効になるといったことはない。ビジネスで使用するものでもないので、ビジネス用途に徹するなら非搭載でも大丈夫だ。

VAIO Gateの画面

プロアトラスSV5 for VAIOの画面

 なお、現在地付近のスポット情報を収集するガジェット「x-Radar」や強力な地図ソフト「プロアトラスSV5 for VAIO」、普段はデスクトップ上部に隠れているランチャー「VAIO Gate」など、上記リスト以外で、現行のVAIOシリーズに搭載されているソフトウェアはきちんとプリインストールされている。

 とくにVAIO Gateは、よく使うソフトはもちろん「コンピュータ」や「コントロールパネル」へのショートカット、お気に入りのウェブページまでも登録できるため、使いたいソフトウェアなどへ素早くアクセスできる。スタートメニューと異なり、マウスカーソルを移動させるだけでアクセスできるのも利点と言えるだろう。

 また、プロアトラスSV5 for VAIOは、ルート検索はもちろん、指定範囲の略地図作成機能、さらに主要都市の地下街マップも充実している。そのため、資料作成はもちろん、外出時にネットがない環境でも電子地図を閲覧し、駅名や地名で検索表示もできるため、ビジネス業務のサポートツールになる。

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