3月23日、レノボ・ジャパンは第2世代Core iシリーズを搭載した企業向けデスクトップPC「ThinkCentre M91p」を発表した。筐体はスモールタワー型とミドルタワー型が用意されている。
ThinkCentre M91pはCPUにCore i5-2400(3.10GHz)、もしくはCore i7-2600(3.40GHz)を採用し、ミドルレンジからハイエンドをカバーするモデルだ。CPU以外はメモリー、HDD、グラフィックスカード、光学ドライブ、その他インターフェース類の追加などのBTOに対応する。
今回は評価機として、ThinkCentre M91pをカスタマイズした製品を用意した。構成内容はCPUにCore i7-2600(3.40GHz)、PC3-10600準拠のDDR3メモリを4GB、320GBのHDD(7200rpm、SATA)、DVDスーパーマルチドライブ、メモリーカードリーダーを搭載。OSはWindows 7 Professional 64bit版を選択している。執筆時点での直販価格は12万9570円となる。
レイアウトの自由度が高い
今回用意したThinkCentre M91pのスモールタワー筐体は、幅337×高さ99.7×奥行き369mm、最大構成時の本体重量は7.5kgである。幅は10cm以下とコンパクトで、奥行きも抑えられているほか、両側面に吸気口がないため壁際やデスクの側面にぴったりと寄せることができる。
本製品には、筐体背面にある排気口に装着して排気の向きを上方に変更できるカバーがついている。PC背面に壁や本棚などがある場合は、排熱処理のために15~20cmほどのスペースが必要になるが、このカバーを使えば約9cm(筆者計測)までPCを壁などに寄せることができる。さらに横置きも可能なので、柔軟なレイアウトが可能だ。
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